セカンド洗面のススメ~洗面所以外に洗面を増設するメリット~

25th, June, 2019

2019.6.25 更新

 

便利で快適な生活を求める人が採用している「セカンド洗面」。
家に2つ目の洗面は本当に必要なのでしょうか。

今回は、最近増えている「セカンド洗面」について、そのメリットや
実際に設置する場所などについてお話したいと思います。

 

【目次】

1:洗面の歴史

2:生活を快適にするセカンド洗面という考え

3:セカンド洗面を設置するメリット

4:セカンド洗面を設置する場所

4-1:洗面の無い階のホールに設置する

4-2:ベッドルームに設置する

4-3:リビングに設置する

4-4:玄関ホールに設置する

4-4-1:専用スペースが確保できる場合

4-4-2:スペースが無く玄関収納と一体型で作る場合

4-4-3:スペースが無くあえてオブジェとして見せる洗面を設置する場合

5:セカンド洗面に合うデザイン水栓

 

 

 

1:洗面の歴史

まずは、洗面の歴史から見ていきたいと思います。
戦後の経済成長と共に住宅が大量に建設された1960年代、
この時代にユニットバスと洗面化粧台が生まれました。

日本でも1970年代まではそのようなシンプルな洗面台が主流でしたが、
「朝シャン」が流行した1980年代から徐々に多機能な洗面化粧台が増えていきました。

この頃から、洗面室は歯磨きや顔を洗うための空間から、
身だしなみを整える空間へと変化していきます。

 

そして近年ではインテリアへの関心の高まりやライフスタイルの多様化で、
洗面空間もよりおしゃれで使いやすさを求められる様になりました。

実際この数年で洗面化粧台の機能やデザインはとても進化してきましたね。

 

 

 

2:生活を快適にするセカンド洗面という考え

しかし、機能やデザインが進化している洗面化粧台ですが、
洗面化粧台は基本的に一度に使える人数は1人なので、
どうしても朝の忙しい時間などは家族で混雑してしまいます。
また、生活の中で水を使うシーンは意外と多いものですが、
水周りが使いたい場所から遠いと、無駄な導線が多くなってしまいます。
そこで、生活に余裕を持って快適に暮らす為に、
「セカンド洗面」を設置するという考え方があります。

「セカンド洗面」 と言われてもピンと来ない方もいるかと思いますが、
リノベーションや新しく家を建てる際などに、
洗面を洗面室以外にもう一ケ所設置するケースが増えています。
そして、セカンド洗面を設置するメリットはたくさんあります。

 

 

 

3:セカンド洗面を設置するメリット

 

洗面所の混雑が緩和する

セカンド洗面を設置する上での大きなメリットのひとつは、
先程述べた様に、家族みんなが1台の洗面台を奪い合わなくて済むということです。
朝の時間帯は家族の使用タイミングが一緒になりやすいので、
慌ただしく準備をすることが多く、これは無意識のうちにストレスになります。
セカンド洗面があれば、分散して洗面台を使用できるので、
朝の時間もスムーズに身支度をすることができ、心に余裕が生まれますね。

 

 

無駄な導線を減らせる

洗面の無い階にセカンド洗面を設置すれば、
わざわざ洗面室まで行かなくても手を洗う事ができたり、

植物の水やりや、加湿器への水の補充が出来るなど、
家の中での無駄な動線を減らすこともできます。
水掃除の度にいっぱいに汲んだ重たいバケツを持って
他の階に行ったりしなくて済むので、水掃除も楽になります。
些細なことのようですが、毎日の少しずつの積み重ねが
生活においては大きな余裕へと繋がります。

 

 

手洗いの習慣がつく

玄関ホールに設置すれば、帰宅後すぐに手を洗うことが出来るので、
手洗いの習慣をつけることができます。インフルエンザなどが流行っている場合は特に、
家の中にウィルスを持ち込まずに済むので、助かります。
また、鏡も設置すればお出掛け前の身だしなみチェックも出来ます。

 

 

お客様用洗面となる

セカンド洗面は、来客時にお客様をプライベートな空間である
お風呂場と接する洗面室へ案内せずに手を洗ってもらえたり、
お客様が宿泊する際には、お客様用の洗面として使って頂く事もできます。

 

 

 

4:セカンド洗面を設置する場所

セカンド洗面を設置する場合は、誰が・いつ・何のために使用するのか、設置する目的をはっきりさせること、
毎日の生活の動きに合わせて、ベストな場所、デザインを考えることが大切です。
また、洗面ボウルの大きさや水栓の機能、収納スペースなども手を洗うためだけか、
洗顔や歯磨きもするのか、バケツなども使うのかによって異なってきますので、
そういった洗面を構成する要素を検討する事も使用する際の更なる満足感に繋がります。

それでは、以下からは具体的に設置する場所別にそのメリット等を見ていきましょう。

 

 

 

4-1:洗面の無い階のホールに設置する

メイン洗面の無い階のホールにセカンド洗面を設置するケースも多くあります。
加湿器に水を補給する際や水掃除をする際、植物への水やり、
また花瓶の水換えの際
などに重宝します。
水が必要な度にいちいち階段を行き来する必要がなくなる事は
家事をする上でとても助かります。

 

 

また最近ではタンクレストイレの家庭も多くあり、
トイレを出たホールに洗面台があるとトイレの後、手をしっかりと洗えるというメリットがあります。
狭いトイレ内にある手洗い器では水ハネしたり、
小さなお子様や高齢者には手が洗いにくい面もあり、トイレの横に洗面台があればとても便利です。

 

 

また、居室に近い場所に設置すると、お客様が宿泊する際の洗面、ハミガキの場所として使っていただくことも可能です。

 

 

 

4-2:ベッドルームに設置する

意外かもしれませんが、ベッドルームに洗面台を設置するケースも少なくありません。
夜、落ち着くベッドルームでゆっくりフェイスやボディケアの時間を持つことができたり、
朝の忙しい時間に身支度の為、込み合う洗面室へ行ったり来たりする必要がなくなります。

 

 

また、幼いお子さんと一緒に寝ているという場合、
寝る間際にのどが渇いたと言われた際にもベッドルームのセカンド洗面は役立ちます。

 

 

さらに、体調がすぐれないことがある場合や在宅での介護などでは、個室内に洗面台があると非常に助かります。

 

 

また、ベッドルームに洗面台を設置する場合、設備機器というよりも
家具のようなデザインでインテリアに合わせて取り入れることでホテルライクな空間にすることも可能です。

 

 

 

4-3:リビングに設置する

リビングに洗面化粧台…!? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
リビングルームに “洗面手洗い機能のある家具” がある というとイメージがし易いかと思います。

 

一日の大半を過ごすリビング、例えばお絵かきや生け花などで水を使いたい場合、
食べ物を扱うキッチンではなく、リビングに水まわりがあると衛生的ですし、
動線が短くなるので、水をこぼす確率も低くなりますね。

 

 

また、化粧水や美容液を馴染ませるその時間、リビングに居ながらできるのでTVを見たり、
好きな音楽を聴きながら快適に有効的に美容時間を過ごす事ができます。

 

 

さらに、来客時にお客様が手を洗いたい時など、
お客様を洗面室までお連れせずに、スマートにご案内できます。

 

 

リビングに設置する洗面化粧台の場合、見せる収納の要素を取り入れると
家具のようにインテリアとしても空間を演出してくれます。

セカンド洗面を設置することで“おしゃれに気持ち良く暮らしたい”という
希望を叶えるポイントがたくさんあります。

 

 

 

4-4:玄関ホールに設置する

玄関ホールに洗面化粧台!?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
いわゆるユニット型の洗面化粧台ではなく、
カウンターに洗面ボウルが乗った手洗い器を想像して頂くと、イメージし易いかと思います。
玄関ホールに手洗い器を設置することで想像以上に快適な住空間を手に入れることが出来ます。

 

 

例えば、遊び帰りのお子様や、風邪が流行っている時期に、
玄関で手洗いうがいが出来れば、室内に菌を持ち込むことはありません。

また、来客者が手を洗いたい場合、プライベート空間である浴室横の洗面化粧台にご案内しなくても、
玄関に手洗い器があればそこをお客様用として使用することが出来ます。
このように玄関ホールに手洗い器を設置することで、
無意識に不便だと感じていたことがクリアになり、快適な導線で生活をすることが出来ます。

 

それでは、具体的に玄関にどんな風に設置するのか、3つの例を挙げてご紹介したいと思います。

 

 

 

4-4-1:専用スペースが確保できる場合

少し奥まったスペースに設置すればメイン動線からは見えないので
使い勝手のいい洗面器やタオル掛けなど設置し、
メインで使用される浴室横の洗面化粧台と同じ機能を確保できます。
限られたスペースになると思いますので、規格品の家具調洗面化粧台より
そのスペースに応じてオーダーすればスペースを有効活用できます。

 

 

 

4-4-2:スペースが無く玄関収納と一体型で作る場合

 

 スペースが用意できない場合、玄関収納に手洗い器を組み込む事で、
限られたスペースに手洗い器を設置する事が出来、またすっきりとしたデザインの統一化が可能です。
玄関ホール空間に合う、家具、洗面器や洗面ボールを選択する事をお勧めします。

 

 

 

4-4-3:スペースが無くあえてオブジェとして見せる洗面を設置する場合

 

アイキャッチとして、あえて手洗い器をメイン導線の正面に設置し、
手洗い器機能だけでなくオブジェとしや壁面間接照明としての機能を持たせてはいかがでしょうか?
玄関ホールの中心になりますので、圧迫感の無い様に壁面に埋め込んだり、
置き家具としたり空間全体に合うデザインでオーダーする事をお勧めします。

 

 

玄関ホール設置の共通利点

・帰宅後の手洗い、うがいの習慣がつく

・目にとまる場所なので、自然と洗面を綺麗に保つようになる。

・鏡があると出かける前の最終チェックができる

・来客者用の手洗い場となる

・外の植物に水をあげる時に便利

など

 

 

 

5:セカンド洗面に合うデザイン水栓

ここまでインテリアに溶け込む様々な洗面をご紹介しましたが、
洗面化粧台を構成する要素の大切なひとつ、“水栓”についてもご紹介したいと思います。
洗面同様、水栓もインテリアに溶け込むデザイン水栓を採用するのがおすすめです。

 

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インダストリアルな要素をシンプルな機能とデザインに再編集した
レトロでモダンな水栓。

 

 

 

 

 SUTTO


隔てるものが何も無い美しいフォルム。
余計な動きはなく、必要な動きには満足に応じるシンプルでいながら
機能的で凛とした存在感を保つ水栓。

 

 

 

MONOTON


物と、心と。がコンセプトの水栓。
優しいフォルムが使う人の心にスッと寄り添う優しいデザイン。

 

 

 

 

morfa


一見、水栓が無いように見えるデザインは、
壁に付けられたボックスに水栓が埋め込まれたデザイン。
無限に変化する、水のデザインです。

 

 

 

この様に、水まわりをこれまでの概念ではなく、
自由な発想で設置することで生活の快適性は各段にアップします。
実際に年々セカンド洗面を設置するケースは増えてきており、
またその満足度は非常に高くなっています。

 

さらに住宅先進国の北欧の住まいでは、
玄関(勝手口)に手洗い器を配置するのは一般的だと言われています。
寒い北欧では帰宅後すぐに温かいお湯で手が洗える環境は合理的ですよね。

この発想は、日本の住環境にも採用する価値が十分にあると思います。

 

WAILEAでは水まわり空間の設計、コーディネートを承っておりますのでお気軽にご相談下さいませ。

 


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