造作洗面化粧台という選択

造作洗面化粧台という選択


 

 

1 「造作洗面化粧台」という言葉をご存知でしょうか

 

通常ご自宅を新築やリフォームされる際は、様々な洗面化粧台メーカーのショールームで見たり、HPで調べたりして見て気に入った洗面化粧台に決めます。
又は工務店からの提案された規格洗面化粧台から選んだりされるのが主だと思いますが、「造作洗面化粧台」とはそういったメーカー規格品ではなく、貴方の要望に応じてフルオーダーし一点一点造作して作ったオリジナルな洗面化粧台の事です。

では、どんな時にこういった造作洗面化粧台を採用するべきなのでしょうか?

様々なメーカーからサイズや仕様、デザイン等、様々な洗面化粧台が出されており、最近では海外輸入品も出回っており、好み(サイズ・仕様・デザイン)の洗面化粧台に出会える可能性は高いです。
ですので、まずは様々なメーカーの商品を見てみて希望に合うのがあるかどうか探してみる事をお勧めします。
メーカー規格洗面化粧台も開発時にコストがかかっていると言え大量生産ですので比較的コストは抑えられてる一方、造作洗面化粧は要望をお聞きしてデザインし図面を描き一点一点製作するのでどうしてもコストが高くなってしまいます。
メーカー規格品で理想が実現するのなら、当然費用が安い方然いいでしょう。

 また、最初から漠然とした理想の洗面化粧台イメージを持っており、オリジナルで洗面化粧台を造作すると決めていたとしても、オーダー依頼される前に様々なメーカーの洗面化粧台を見た方がいいかと思います。
なぜなら、オーダー依頼するにしても、一体どんな風にオーダーしたいのか?既存メーカー規格の洗面化粧台ではどの部分は気に入らないのか?など問題点や希望を明らかにしておいたほうが、オーダー依頼する工務店や造作業者へ要望をより正確に伝える事ができますので、理想の洗面化粧台に出会える近道なのです。

勿論、オーダー製作している業者は様々な経験・実績があるので、依頼者の漠然としたイメージや要望から具体的な問題点や要望を明らかにし解決策を提示・提案してくれるのですが、依頼者様の要望が明確であるに越した事はありません。

 

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2 どんな時に造作洗面化粧台を採用するべき?

 

メーカー規格洗面化粧台で理想を実現できない場合はおおよそ以下の場合ではないでしょうか?

 

① 建築の間取りで壁が斜めであったり、柱型があったりしてぴったりと設置できない。

 

② 気にいった置き型の陶器洗面ボールや水栓(蛇口)を使いたいがそれがセットになった洗面化粧台がない。

 

③ 洗面化粧台キャビネットに収納した物が決まっているが、それらを収納する事ができない

 

④ そもそも好みのデザインがない。

 

これらについて詳しく説明していきます。

 

 

 ①建築の間取りで壁が斜めであったり、柱型があったりしてぴったりと設置できない。

メーカー規格品は規格品でマスをターゲットにしているので、W寸法で言えば W=600、750、900、1200、1500、1800 と 150、300ピッチでの規格になっております。
それはそもそも日本の建築資材の規格が3×6(910x1820)であったり、木造住宅のモジュールが910グリットであるので合理的で汎用性が聞くからです。

設置する場所はそのサイズであればピッタリと納まり問題ないのですが

 

 

 

 

設置したい場所のWが1020というサイズであった場合、そのようなサイズの規格洗面化粧台はないので、120という変な隙間ができてしまいます。

 

 

 

 

 メーカー規格品でも、カウンターのみオダーサイズ可能又はもともと大サイズになっていて現場で建築壁に合うようにカットするといいう商品もありますが、下部キャビネットのオーダーサイズは難しい場合がほとんどです。(収納キャビネットは規格寸のものを組み合わせて、できてしまう隙間はほこりだまりにならないようにパネルで塞いでしまう事はできます)

 

 

 

  

同様に、壁が斜めになっていたり、柱型などがある場合もメーカー規格品の場合、できてカウンターサイズのオダー対応ぐらいで、それに合わせた規格キャビネットがある訳でないので、スペースを有効活用できなかったり、下部の隙間スペースはほこりだまりやデットスペースになってしまいます。

 

 

 

 

このような場合で、下部のデットスペース 埃たまりを無くして、スッキリしたデザインで最大限収納にしたい場合は オーダーで造作するしかありません。オーダー造作すれば現状の建築サイズに応じてキャビネットをつくればいいので解決できます。

 

 

 

 

 

 

 ②気にいった置き型の陶器洗面ボールや水栓(蛇口)を使いたいがそれがセットになった洗面化粧台がない。

 

1:洗面器

様々な置型洗面器(ベッセル式洗面器)が国内生産、海外輸入タイプなど様々なデザイン・サイズの洗面器があります。ホテル等でよく仕様されているものです。

 

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また、衛生陶器の白だけでなく、色や柄のついたものや、陶芸品の洗面ボールもあります。

 

これらを気に入りそれを組み合わせた洗面化粧台にした場合はどうでしょうか?

一部それら洗面を下部キャビネットや蛇口とセット組み合わせした、規格洗面化粧台も商品化されていますが、すべての洗面器がセットにされているわけでもなく、下部キャビネットは共通で自由に洗面器を選択できるBTO(ビルド トゥ オーダー)的な商品も現在ではあまり見受けられません。

下部キャビネットはそのままで、上の洗面器だけ交換すればいいではないか?と思われるかもしれませんが、洗面器の形状のより必要な開口・固定方法が違うのと、洗面器の排水口位置により下部の排水トラップ位置が変わり、そのスペースを確保するために、下部キャビネットの内部形状も変わってきますので、それに対応しようとすれば実質オーダーするのと変わるないぐらいバリエーションがでてきてしまうので、BTO的なシステム洗面化粧台は造作洗面化粧台と変わらなくなってしまうので、規格商品化されていないと思われます。

ですので、気にいった洗面ボールを採用した場合、それに応じたカウンターや下部キャビネットにしないといけないので オーダー造作するといった選択がでてきます。

 

 

2:蛇口(水栓)

また蛇口(水栓)についても同様です。国内もの海外もの含め様々な蛇口(水栓)があります。

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機能的に違うもの(例えば、引き出し可能かどうか、シャワー切替できるかどうか等)の選択をできる場合はありますが、基本的に複数から選択できる事はないです。水跳ね等の問題や洗面器の高さ等の関係で適切な組み合わせが決まってくるからなのですが、自己責任になりますが、水栓を交換するのはさほど難しくないので、規格洗面化粧台をベースに蛇口(水栓)だけを交換するという方法もあります。

 

 

 

 

 ③洗面化粧台キャビネットに収納した物が決まっているが、それらを収納する事ができない

人それぞれのライフスタイルによって洗面・脱衣室に収納したい物は種類や量も違います。何かとストックしておきたい人なら容量の多い収納が欲しいでしょうし、女性でそこで毎日お化粧をする方なら、化粧品の収納を重要視したいでしょうし、タオルや掃除用具等も形状、用途の違うものを収納したい場合はそれぞれのものに合った収納形状が望ましいです。タオル等は奥行のある家具であれば奥の方も取りだしやすい引き出しにするのが望ましいでしょうし(D=300ぐらいなら開き戸収納でも使いやすい)掃除用具など様々な形状、サイズの物がある場合は開きとの収納が望ましいです。また、すぐに取り使えるように又小物たタイルで洗面まわりのインテリアを楽しみたい方には扉のないオープン棚が欲しい場合もあるでしょう。

 

また、洗面下部の収納だけでは容量が足りない場合は別に収納を設置する事になりますが、狭い洗面脱衣所空間ですので、デザインやテイストは合わせたいと思うかたもいるでしょう。

 それら貴方への収納への拘り要望に100%応えてくれる、規格洗面化粧台が世の中に存在しないならば、 100%応えてもらう造作洗面化粧台の選択がでてくるでしょう。理想を100%かなえてくれるがコスト高になる造作洗面化粧台にするか?理想は70%しかかなえてくれないが比較的コストを抑えられる規格洗面化粧台にするか?の比較検討になるかと思います。

 

 

 

 

 ④そもそも好みのデザインがない。

各種メーカーから様々なサイズ、機能、デザインの洗面化粧台が販売されておりますが、設置スペースに合うサイズや求める機能を満たしても、なかなか自分好みなデザインの洗面化粧台がない場合があります。

やはりメーカー規格品は大量生産でマスをターゲットにしますので、一般うけするものが多く、特徴のあるデザインや特異なカラー、クラシカルなデザインの洗面化粧台はニッチなジャンルになるので、商品化されにくいです。また水まわりで水に濡れる事が多い洗面化粧台ですから、水に強いメラミン化粧版や人工大理石などの素材が使われる事がほとんどで、自然木を利用したカウンターや木製扉の規格洗面化粧台はほとんど見受けられません。

 

▶詳しい素材の説明はこちら

 

 

 

また、比較的Wサイズに比例して機能や質感があがってきます。W=600サイズですと主なターゲットが単身者アパート向けになりますので、コストを抑えた商品ラインナップになり、高級な材質を使った質感の良い物や、収納や機能などが充実したものはあまり見かけないです。
設置スペースはW=600しかないけれど、機能的でデザイン性もよく質感の高い物を望まれている方もいるかと思います。

 

 

これらのように、自分好みのデザインや機能がメーカー規格品洗面化粧台で見つからない場合は洗面化粧台を造作すれば理想の洗面台を手にいれる事ができます。

 

 

 

 

まとめ

どのような場合に、洗面化粧台を造作オーダーしたほうが、メリットがあるのかご説明しました。
どうしてもコストが高くなってしまうのですが、上記理由でメーカー既製品では理想を手に入れらない場合は、一度洗面化粧台を造作オーダーを検討してもいいかもしれません。費用以上の対価が得られるかもしれません。

 

 

 

最後に洗面化粧台を造作オーダーする場合ですが、まず、その旨を工務店に伝え相談してみるのがいいかと思います。
過去の実績でそういた造作オーダー洗面化粧台をされている工務店であればきっと相談にのって理想の洗面化粧台を提案いただけるかと思います。

または、そういった経験のない工務店(何事も得意不得意があるのでそういった経験があるから悪い工務店という事ではありません)でしたら造作家具メーカーを調べて紹介いただけるかもしれませんし、ご自身で自らネット等で調べ 洗面化粧台を造作オーダーしている会社のHPやショールームに行って相談してみるのもいいかもしれません。

皆さまにとって毎日の生活で関わる洗面化粧台。メーカー既成品であれオーダー造作品であれ、理想とする洗面化粧台に出会い、理想とする生活を手に入れられればと思います。

 

 


 

WAILEAはお客様のライフスタイルにあった理想の洗面化粧台をフルオダーにてご提案・製作致します。

是非、一度ショールームへお越しくださいませ。(洗面化粧台事例ページはこちらから)

 

 


 

 

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