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キッチンワークトップ〜セラミックカウンターへの誘い

キッチンワークトップ〜セラミックカウンターへの誘い

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キッチンの構成部材において、キッチンワークトップ(キッチンカウンター)は機能性においてもデザイン性においても重要な要素ですので、キッチンワークトップの素材選びは重要で悩まれている方も多いかと思います。人工大理石やクォーツなど様々な素材がワークトップ素材に使われておりますが【キッチンのカウンター(ワークトップ)素材の種類と選び方】今回はセラミックカウンターの魅力についてお話します。

 

セラミックカウンターの魅力としまして、他の素材には変えれない「圧倒的な性能」と他の素材では真似できない「豊かなテクスチャ(素材感)」があげられます。

 

 

【目次】

1:セラミックカウンターの圧倒的な性能

2:セラミックカウンターの豊かなテクスチャ(素材感)

3:カウンター以外での使用も可能

4:セラミックカウンターのデメリットはあるのか?

5:セラミックカウンターのデザイン的注意点

6:まとめ

 

 

 

1:セラミックカウンターの圧倒的な性能

 

セラミックカウンターとは言え数社から素材が提供されているのですが、弊社はスペインのコセンティーノ社を取り扱っておりますのでその性能についてご説明します。

 

耐熱性:DEKTON(デクトン)は非常に高い耐熱性を示し、有機物を含まないため不燃材として取り扱い可能です。例えば、調理器具を直接ワークトップに置いても問題ありません。(安全を考慮し鍋敷きのご利用を推奨します)またコンロ回りの壁面にカウンターと同素材で仕上げる意匠も可能です。

 

耐水性:DEKTON(デクトン)はほぼ無孔質の素材ですので水分をほとんど吸収しません。例えば、調味料などこぼれて濡れたままにしておりても染み込んで汚れが付着する事がほとんどありません。

 

耐汚染性:ほぼ無孔質ですので、日常で発生する汚れや化学薬品に高い抵抗性を誇ります。例えば、ワイン、コーヒーや錆びなどの頑固な汚れに対しても簡単に拭き取る事ができます。

 

耐摩耗性:表面硬度7で摩擦抵抗性が高く引っかき傷に強いです。例えば、セラミックカウンター上で食材を包丁でカットしてもほとんど傷がつきません。(注意:1)天板の上で直接包丁を使用する場合、セラミック製包丁のご使用を避けてください。2)デクトンの鏡面仕上げは若干傷が目立つことがありますので、天板の上での包丁のご使用を避けてください。)

 

外線抵抗性:DEKTON(デクトン)は樹脂成分を含まないため極めて高い耐紫外線性を持ちます。したがって、直射日光にさらされてもほとんど色あせ、熱膨張を起こしません。ですので野外での使用が可能な素材です。

 

他にも素材安定性、対染・耐錆性、機械抵抗性、耐寒性等の特性がるのですが、とりわけキッチンワークトップとしても有用性についてお分かりいただけたかと思います。キッチンワークトップ上で行われる、熱い鍋を置く、食材を切る、調味料をこぼす等の日常の行為に対して、人工大理石やクォーツにくらべて優れた対抗性があるという訳です。

 

 

 

2:セラミックカウンターの豊かなテクスチャ(素材感)

意匠的な優位性として、人工代理石やクォーツにはない柄があるのと、表面がザラザラとしてテクスチャ(素材感)がある柄が用意されているのが特徴です。(勿論、表面がつるっとした鏡面仕上げの柄もあります)いわゆる天然石を模した柄とは異なり、素材そのものの力強さや存在感は唯一無二でキッチンをデザインする際には、カウンターに組み合わせる扉素材は同じセラミック、天然木、コールテン鋼etc…何にしようか無限の想像力を掻き立ててくれます。

 

弊社はDEKTON(デクトン)国内在庫の柄であればすべて取扱い可能で、その柄に合ったキッチンデザインを行っております。

柄の一部をご紹介します。

 

・マット仕上げ

Danae(ダナエ)

Keon(ケオン)

Vera(ベラ)

Orix(オリックス)

Laos(ラオス)

Trilium(トリリウム)

Kira(キラ)

Keranium(ケラニウム)

Radium(ラジウム)

Kelya(ケリア)

Laurent(ローレン)

Sirius(シリウス)

 

・鏡面仕上げ

Kairos(カイロス)

Entzo(エンツォ)

Natura18(ナチュラ18)

Olimpo(オリンポ)

Bergen(ベルゲン)

Arga(アルガ)

Danae(ダナエ)、Laos(ラオス)、Trilium(トリリウム)、Kira(キラ)、Keranium(ケラニウム)に関しては弊社SRにて実物展示しておりますので、是非ご来店いただきその存在感・質感をご堪能ください。カット柄サンプルは全色ご用意しております。

 

 

 

3:カウンター以外での使用も可能

さて、主にキッチンや洗面化粧台などのワークトップ、カウンター素材として使用されるセラミック素材 DEKTON(デクトン)ですが、先ほど素材の特性でご説明しました通り、高い耐熱性、耐水性、耐汚染性、耐摩耗性、外線抵抗性を持っておりますので、家具のカウンターとしてだけでなく、建築の床材、壁材、階段、浴室や外壁などの水に濡れる場所等にも使用可能です。

 

DEKTON(デクトン)のもつ圧倒的な素材感故、キッチンカウンターだけに本素材を使用しますと他の仕上げ(インテリア)が負けてしまう事があります。他のインテリア仕上げ素材にもDEKTON(デクトン)を使用する事により、キッチンだけ主張された空間でなく、トータルでコーディネートされた空間にする事ができます。

壁面にDEKTON使用

 

壁面と鏡

 

よく洗面台の壁面に使用されるタイルは、タイルが割れてしまうためタイル上に鏡を設置する為通常タイルと鏡に段差がうまれますが、DEKTON(デクトン)の場合は非常に硬度が高いので、上記の事例のように壁面を鏡の形にカットして綺麗に収めることが出来ます。

 

 

 

4:セラミックカウンターのデメリットはあるのか?

以上、セラミンクカウンター、DEKTON(デクトン)の優位性についてお話してきました。逆に、デメリットはなにかあるのでしょうか?

 

・コストが高め

クォーツ(人造石)とはそれほどコストは変わらないが、人工大理石に比べて柄にもよりますが2倍以上はします。但し耐久性も2倍以上ありますので、性能、意匠含め所有した満足感は計り知れないと思います。

 

・後加工が大変

DEKTON(デクトン)は非常に固いのでカットするには専用の機器を要しますので工場での加工が原則です。人工大理石であれば現場で容易にカットする事ができますが、セラミック素材はそうはいきません。例えば、後から浄水器水栓を追加したい場合、水栓取り付け穴を開ける必要がありますが、現場で開けようとするとかなりの確率で割れてしまうのでほぼ無理と考えていいでしょう。ですので、セラミックカウンターを採用する場合は事前に入念に検討して製作を開始する必要があります。

 

・クォーツ(人造石)に比べて加工に制約がある

例えば、キッチンワークトップカウンターに前垂れを付ける場合、水平面と垂直面を留めで突きつけて接着するのですが、その際角の面取りはクォーツであれば1.5㎜でいいのですがセラミックの場合は3㎜を推奨されています。(1.5㎜でも製作は可能なのですが、欠け易くなります)

 

 

DEKTON(セラミック)

 

クォーツ(人造大理石)

 

 

また、平面的な開口(例えばシンク開口)においてステンレスシンクをアンダーで設置する場合は、セラミック(DEKTON(デクトン))であれクォーツ(人造石)であれ開口の隅はR6㎜程度必要になるのですが、シンク自体も共材でつくる場合はそれが補強材になるので、クォーツ(人造石)であればピン角の開口が可能です。

クォーツ(人造石)

 

しかし、セラミック(DEKTON(デクトン))の場合はピン角が無理でやはり最低R6㎜程度必要になります。それに伴いカウンター水平面とシンク垂直面の取り合いは留め納まりは無理でイモ納まりになります。

 

 

また、セラミック(DEKTON(デクトン))の小口(断面)は表面と同じような柄である柄とそうでなく、小口(断面)は単色である柄があります。後者の場合小口が目立つのでそれを踏まえたデザインにするか、そうでない柄を選ばないといけません。

小口(断面) 同じ柄

 

小口(断面) 単色

 

 

・セラミック(DEKTON(デクトン))は非常に固いので、お皿やグラスを置く際に気を付けないと硬さで負けてしまって割れてしまう可能性がある

その点人工大理石は樹脂でできており柔らかいのでその心配はありません。

 

 

 

5:セラミックワークトップのデザイン的注意点

最後に、キッチンワークトップや洗面化粧台カウンターにセラミックを採用する際のデザイン的注意点についてお話します。

 

・セラミックワークトップの加工的制約について

前項でもお話しましたが、セラミック(DEKTON(デクトン))はクォーツに比べて加工的制約があり、しかも材料の小口が表面柄と同じでない単色である 柄があります。ですので単に表面の柄だけで選ぶのでなく、小口の納まりをどのようなデザインにするかも考えて選定する、逆に小口が単色である柄を選んだ際は小口を見せない納まりにする等工夫が必要です。

 

例えば、下記写真の事例は カウンターと側面、上部 そして背面も同じDEKTON(デクトンで仕上げDEKTONの厚み12㎜をそのまま見せたデザインなのですが、このデザインの場合、小口も同じ柄のDEKTON(デクトン)を選ぶべきです。

 

 

12㎜でない厚みのセラミックを使っていて留め納まりにできないから、イモ納まりにしてテーパーを取ったカウンター小口納まりをしているキッチンカウンターを見受けられますが、表面と違う単色の面が約8.4㎜もでてしまうと、カウンター面と前垂れ面のセラミックの質感がこの8.4㎜の部分で分断されてしまい、厚み40㎜のソリッドなセラミック素材には見えなくセラミックの質感、デザイン性を生かしきれていないのではないでしょうか?

 

 

表面素材の質感が高いほど、ディテールも気をつけないとその質感を生かしきれないと考えています。

 

 

・セラミックワークトップ素材1枚の原板サイズについて

DEKTON(デクトン)の素材のサイズは3200㎜x1440㎜ 厚みは12㎜を基本として一部に柄に8㎜と4㎜があります。

 

柄を3,4柄に絞って規格キッチンを販売しているキッチンメーカー様は 原板1枚から

壁付タイプのキッチン(D=650㎜)であれば2枚分取れます。

 

しかしながら、全柄対応の1点1点特注のオーダーキッチンを製作している我々のような業者はたとえ650㎜x2400㎜のカウンターが欲しいだけでも原板1枚が必要で、それがコスト高の原因ではあります。

 

しかし逆にオーダー製作なので、キッチン以外の家具等も製作できるメリットがありまして、原板1枚から D=650xW=2700のキッチンカウンターと、D=700xW=2100のダイニングテーブルの材料とれるので、原板1枚を最大限利用する事ができます。別々にキッチンとダイニングテーブルを購入するよりかは安くなるかと思います。

 

また、D=900の対面式キッチンカウンターの場合でも、D=450程度の玄関収納やTVボードのカウンター材として利用する事もできます。

 

先程「DEKTON(デクトン)のもつ圧倒的な素材感故、キッチンカウンターだけに本素材を使用しますと他の仕上げ(インテリア)が負けてしまう事があります。」とお伝えしました。この事からも 材料の歩留まりからも、他のか所にもDEKTON(デクトン)を使う事をお勧め致します。

 

 

・セラミックワークトップのL型キッチンについて

 

セラミック素材でL型キッチン(キッチンの種類についてはこちらご覧ください)を作成することは可能です。

先程述べた様にDEKTON(デクトン)の素材のサイズは3200㎜x1440㎜なので、このサイズ内であれば原板1枚からジョイントなしで作成することが可能ですが、例えばW2100×D650 W1600×D650のL型キッチンの場合、ワークトップを継ぐ必要がでてきます。

 

その際、人工大理石であれば目地(継ぎ目)なく作成することが可能ですが、セラミックの場合はジョイント部に目地がでてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

6:まとめ

以上、キッチンや洗面化粧台のセラミックカウンターの魅力についてお話してきました。なかなか言葉や写真だけではお伝えしきれないのが残念なのですが、弊社SRにてDEKTON(デクトン)を使ったキッチンや家具の実物展示を行っております。またSILESTONEやCaesarstone 等のクォーツの実物展示も行っておりますのでそれぞれ両者の良さを見て感じ取っていただけるかと思います。

キッチンや洗面化粧台、家具でこれら素材を検討されている方は是非弊社SRへお越しください。合わせるキャビネットのデザイン・木種のご提案から全体のインテリアデザインまで総合的にご相談を賜っております。

 

 

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WAILEAはお客様のライフスタイルにあった理想のキッチンをフルオダーにてご提案・製作致します。

是非、一度ショールームへお越しくださいませ。(オーダーキッチン事例ページはこちらから)

 

 


 

 

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