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お料理をより快適に楽しく!セラミック「DEKTON(デクトン)」キッチン

2022.02.16

キッチンを作成するときに、1番悩むといっても過言でないワークトップ(天板)選び。使いやすさや快適さを大きく左右するともいわれています。

 

 

現在は様々な種類が各社からでており、種類や柄はもちろん、メーカーにもよって、違いがあります。

 

そんな中でも、ここ数年で注目されている「セラミック」素材でのワークトップ(天板)。そんなセラミック素材でも圧倒的性能をもち、毎日のお料理が快適にそして楽しくなる、セラミック素材「DEKTON(デクトン)」の魅力をご紹介します。

 

 

【目次】

1:キッチン天板の素材を選ぶ時のポイントは?

2:「セラミック」ってどんな素材?

3:「DEKTON(デクトン)」ってどんな素材?

4:なぜ「DEKTON(デクトン)」はキッチンに最適なの?

5:お手入れ方法

6:屋外用キッチンとしての使い方も可能

 

 

 

1.キッチン天板の素材を選ぶ時のポイントは?

 

毎日のお料理を作るための「キッチン」。水、火、調味料、油などの様々な汚れが付着しやすいだけでなく、お鍋、包丁、お皿等、傷がつきやすい環境下でもありますよね。使いやすさはもちろん耐久性やお手入れのしやすさ、それだけでなく、インテリア性を兼ね備えたオシャレなデザインにもこだわりたいところ。

 

 

このように様々な観点から考える必要があります。

 

 

ライフスタイルや家族構成によって、キッチンの使用頻度や使い方も変わってきますよね。例えば、お子様と一緒に料理することが多いのであれば耐汚染性や耐摩耗性を、仕事や育児に忙しくお手入れにあまり時間をかけることが出来ないのであれば耐汚染性やお手入れのしやすさを、重視したいところ。

 

 

選ぶ時のポイントとしてキッチンを、「どんな風」に「誰」が使用するのか、念頭に考えてみることが大切です。様々なポイントの中でもより重視するべき点が見えてきすね。

 

キッチンのカウンター(ワークトップ)の選び方について詳しくはこちら

 

 

 

2.「セラミック」ってどんな素材?

 

ここ最近人気が高まってきている「セラミック素材」。どんな素材で、なぜ人気になってきているのでしょうか?

 

「セラミック」とは、陶器などのように、高温で焼成した素材、焼き物のこと。そして他の素材と比較して「熱・傷・汚れ」に強いという大きな特徴があります。

 

 

また、他の素材には出せない焼き物だからこその、手触りや質感、重厚感を感じさせる高級感ある色合いが、近年さらにインテリア性が高まっているキッチンには、ピッタリの素材なんです!

 

柄・カラーも豊富にあるので、きっとお気に入りの色が見つかるはず。

 

上記以外にもまだまだカラーがございます。

 

 

 

このように、機能性とインテリア性、どちらも最高峰といっても過言ではない素材が「セラミック」なんです。

 

 

 

3.「DEKTON(デクトン)」ってどんな素材?

 

デクトンとはスペインのコセンティーノ社が開発したセラミックをベースにした新素材です。石英、珪砂、陶石、粘土などの約20種類の天然鉱物を25,000トンの圧力で圧縮し、1,200℃の高温で焼成したセラミックストーンです。

 

 

「デクトンは、TSP テクノロジー (Technology of Sintered Particles 焼結粒子の技術)を採用したウルトラ・セラミックストーンです。これは自然界の鉱物の変成過程に似た状況を人工的に創り、その過程を促進化させるという全く新しい技術です。

自然界においてこの変成過程には数千年を要しますが、コセンティーノはわずか数時間のうちに全く同等の変化を生み出すことに成功しました。デクトンは驚くべき特性をもち、完璧な外観意匠と同様に多種多様なデザインをご提供するとともに、高い紫外線抵抗性を誇り、インテリア用途だけではなく、外装材としてもお使い頂けます。」(DectonのWEBより引用)

 

 

お家の内装としてはもちろんの事、素材の特性を生かして建物の外壁にも使用することが可能な素材です。それ程まで、様々な汚れや傷に対して強いことが分かりますね。

 

次に、なぜ「デクトン」がキッチンに適している素材なのか、詳しく説明いたします。

 

キッチンワークトップ~セラミック(DEKTON)カウンターへの誘い

 

 

 

4.なぜ「DEKTON(デクトン)」はキッチンに最適なの?

 

 

・汚れに強い!

 

キッチンのワークトップは特に食材を扱う場所でもあるので、汚れやすさやお手入れのしやすさはワークトップを選定する上で重要な要素です。

デクトンは、25,000トンの特性プレス機で圧縮されている為、従来のセラミック素材より密度が高くなっています。その為、吸水性が0.1%以下でワインやコーヒー、インクなどあらゆる汚れも簡単にふき取ることが出来ます。汚れに強いので、清潔な状態を長く保つことが出来る点も大きな魅力の1つです。

 

・熱に強い!

 

高温になったプライパンやお鍋を誤って直接ワークトップの上に置いてしまったり、熱湯をこぼすこともあるかもしれません。せっかくのこだわりのキッチンも素材によっては変形・変色する可能性も。

デクトンは素材自体がオーブンで1200℃の高温で焼き上げられている為、電気製品やポット、フライパンやお鍋といった高温になる調理器具を直接置いても、表面が焦げてしまったり、跡が残る心配がありません。(※デクトンは不燃素材です ※安全上の理由から鍋敷きを使用することをお勧めします)。

 

・傷に強い!

 

デクトンには石英などの鉱物も入っているため、とても高い耐傷性があり、引っ掻き傷に非常に強い特性があります。その為、包丁をワークトップの上で使用することも可能◎

ちょっとした果物や野菜は、そのままワークトップ上で切ってもいいですよね。お子さんとの料理も傷や汚れを気にせず、一緒に楽しむことが出来ます。

(※天板の上で直接包丁を使用する場合、セラミック製包丁のご使用を避けてください。 ※デクトンの鏡面仕上げは若干傷が目立つことがありますので、天板の上での包丁のご使用を避けてください。)

 

・水に強い!

 

ほぼ無孔質ですので、水分をほとんど吸収しません。また、日常で発生する汚れや化学薬品に高い抵抗性を誇ります。例えば、ワイン、コーヒーや錆びなどの頑固な汚れに対しても簡単に拭き取る事ができます。

 

・紫外線に強い!

 

DEKTON(デクトン)は樹脂成分を含まないため極めて高い耐紫外線性を持ちます。したがって、直射日光にさらされてもほとんど色あせ、熱膨張を起こしません。その為、野外での使用が可能な素材です。建物の外壁に使用されるほどの耐久性があります。

 

 

 

5.お手入れ方法

 

毎日使うキッチン。食品を扱う場所なので常に衛生的に綺麗な状態を保ちたいですよね。水だけでなく、様々な調味料や食材、油など汚れが付く場所でもあるので、日々のお手入れが大切になってきます。

 

 

・日常のお手入れ方法

清潔な布を中性洗剤に浸し、汚れをふき取った後、清潔な綿布で表面を乾燥させてください。スポンジを使用する際は、IH/ガラス製品に使用できるタイプを選んでください。(研磨剤が含まれている物は避けてください)

 

・頑固な汚れの落とし方

先程の日常のお手入れ方法では取り除きにくい様々な頑固な汚れ。汚れに応じて下記のクリーニング剤にてお試しください。

例えば・・・

・水垢:酸性洗剤

・ワイン:アルカリ性洗剤・酸性洗剤

・アイスクリーム:アルカリ性洗剤

・コーヒー:アルカリ性洗剤

・コーラ/フルーツジュース:漂白剤

尚、使用後は、速やかに水で洗い流してから乾燥させてください。

 

 

 

6.屋外用キッチンとしての使い方も可能

 

デクトンは、特徴としても先程述べたように、傷や汚れに強く、また紫外線にも強い為、屋外での使用も可能です。あらゆる料理のスタイルに適した素材といえますね。

 

 

WAILEAでは、DEKTON(デクトン)を使ったキッチンや家具の実物展示を行っております。

 

また、SILESTONE(サイルストーン)やCaesarstone(シーザーストーン) 等の、人造大理石(クォーツ)の実物展示も行っております。

それぞれの素材の良さを、直接見て、触れて、感じていただくことが出来ます。

 

 

 

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