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普段使いに取り入れたい「バスローブ」の使い方

2023.01.24

よく海外の映画やドラマでバスローブを着ている人を見かけます。羽織るだけで生活がぐんとおしゃれになりますよね。もともと海外の生活で生まれたバスローブですが、最近では日本のショップでも販売され身近なアイテムとなりました。

 

 

シンプルなデザインで素敵なインテリアにもなるバスローブ。しかし、着るタイミングや使い方が難しい上級者アイテムの印象もありますよね。

 

実は、バスローブは様々なシーンで活躍する便利アイテムなのです。今回は、入浴後を快適に過ごすためのバスローブの使い方についてご紹介します!バスローブの使い方をマスターし、ぜひ普段の生活に取り入れてみてくださいね。

 

【目次】

1:基本的な使い方

2:バスローブとガウンの違い

3:バスローブのメリット

4:バスローブの選び方

5:オススメ商品

 

 

 

1.基本的な使い方

 

・バスローブを着るタイミング

 

バスローブは入浴後から着替えるまでの間に着用するもので、「着るバスタオル」ともいわれています。そのため、お風呂上がりの濡れた体に直接着て、しっかり水分を吸収させましょう。着る前に体を拭く必要はありませんが、濡れた足元や髪から落ちる水滴が気になる場合は、軽く拭いてから着用しても大丈夫です。また、直に羽織ることに抵抗がある人はなかに下着を着てもOKです。しかし、そのまま寝てしまうと風邪を引いてしまうので、汗が引いたらパジャマなどに着替えましょう。

 

・バスローブの着方

 

バスローブは「女性は体側に左襟がくる」「男性は体側に右襟がくる」という着方をします。ワイシャツと同じような着方ですね。紐は臍の辺りで結ぶのが一般的。結び目が邪魔になるときは、体の真ん中からずらして横の方で結んでも大丈夫です。体を締め付けずリラックスできるデザインのバスローブをラフに着こなしましょう。

 

・洗濯頻度

 

 

バスローブは肌に直接触れるものなので毎日洗濯するのが理想です。しかし、生地が厚く面積も大きいバスローブはなかなか乾きにくいので、2~3日おきに洗濯をする方も多くいらっしゃいます。また、1着のみだと着まわすことが難しいので、3着ほど用意し清潔な状態で使いまわすこともおすすめです。毎日洗濯することが難しくても、濡れたバスローブは風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。

 

 

 

2.バスローブとガウンの違い

 

バスローブとガウンは似ている印象がありますが、実は使用目的・用途が違います。バスローブは「入浴後の水分を拭き取るためのもの」です。そのため、吸水性に優れた綿や麻などの素材が使われます。一方でガウンは、「パジャマの上から羽織る室内用の上着」なので、保温性を重視したウールやフリースなどの温かさを逃がさない素材でできています。

 

3.バスローブのメリット

 

・楽チンで快適

 

 

バスタオルで体を拭く手間が省けるので、入浴後の時間をゆったりと過ごせます。バスローブをサッと羽織った後は両手が自由になり、ドライヤーで髪を乾かしたりスキンケアをしたりできるので時短にもなります。また、汗が引くまでバスローブを着ていれば、パジャマを濡らすことなくサラリと着替えることができるのもポイントです。

 

・肌の保湿

スキンケアで一番重要なのは保湿。お風呂に入った後は肌から水分が蒸発していくため、とても乾燥しやすい状態になっています。そんな時にバスローブを着用すると、水分の蒸発をある程度防ぎ、肌の潤いをキープする効果が期待できます。スキンケアや髪のお手入れの最中もバスローブが乾燥から肌を守ってくれるのです。

 

・湯冷めしにくい

入浴後にバスローブを着れば、体全体を覆うので湯冷めしにくくなります。また夏に、温かい浴室からエアコンで冷えた部屋に入るときも、極端な温度差から体を守ってくれます。バスローブは、保温・吸水に優れた生地でできているので、お風呂上がりの体が温かい状態を保ちつつ汗などをしっかり吸収してくれる優秀アイテムなのです。

 

・贅沢感をプラス

 

 

バスローブの「おしゃれな贅沢感」に心惹かれる人も多いでしょう。バスローブを一枚羽織るだけで、入浴後のリラックスタイムが贅沢な時間に早変わり。便利な上におしゃれ度もアップするとなれば、ぜひ普段の生活に取り入れたいアイテムですよね。

 

・お子さんとのバスタイムに最適

小さな子どもとの入浴はとても大変です。しかしそんな時こそバスローブが役立ちます。お風呂上りにサッとバスローブを羽織れば、自分の湯冷めを防ぎながら慌てずにお子さんのお世話をすることができます。また、お子さん用のバスローブもあれば、ご自分とお子さんの体を同時に拭くことができ、湯冷めも防ぐことができるのでさらに便利です。

 

 

 

4.バスローブの選び方

 

バスローブには色・デザイン・機能性などたくさんの種類があり、どれにしようか迷ってしまいますよね。バスローブ選びで注目したいポイントは大きく分けて5つあります。

 

①素材

 

・パイル・ガーゼ生地

 

 

パイル・ガーゼ生地は、着心地・肌触りが圧倒的に優れていて人気があります。ソフトは手触りで、敏感肌の方や赤ちゃんのお肌とも相性抜群です。パイル生地は、爪や突起物に引っかかってしまうと糸が飛び出してしまう「パイル抜け」がおきてしまうので注意しましょう。もしパイル抜けがおきてしまったら、放置せずに飛び出した糸をカットしてあげましょう。

 

・マイクロファイバー・ワッフル生地

 

 

マイクロファイバー・ワッフル生地は、速乾性や吸水性に優れた実用的な生地です。繊維のあいだに隙間がある構造で、水や空気を多く含むことができます。ですので、お風呂上がりの水分をしっかり吸収し、空気の層で体温を逃がしません。また、洗濯した後も乾きやすいので清潔に使うことができるのも嬉しいポイントです。

 

・シルク・フリース生地

 

 

シルク・フリース生地は、滑らかな着心地で高級感を演出してくれる生地です。シルク生地は、上品な光沢と美しい色合いが特徴で素肌にとてもやさしい素材です。フリース生地は、保温性が高く軽い素材で着用したときのストレスが少ないという特徴を持っています。どちらも特別なシーンで着るバスローブや贈り物で選ばれることが多い素材です。

 

 

➁タイプ・形

 

・ポンチョ・フード付きタイプ

ポンチョ・フード付きタイプは、バスタイム後にすぐ移動する人や子どもにピッタリのバスローブです。はだける心配がないので作業しやすく、またフードをかぶれば髪の水分を吸収し乾きやすくなります。

 

・ワンピースタイプ

ワンピースタイプは、なんといっても可愛らしい雰囲気を演出できるところが特徴です。ほかにも腕や脚のボディケアを行いやすいので、女性を中心に人気を集めています。ルームウェアとして愛用する人も少なくありません。

 

・ガウンタイプ

ガウンタイプは、ごく一般的なバスローブの形状で高級感があるので男女問わず人気があります。自分自身で丈・サイズ感を調整できるのでどんな人にもおすすめのタイプになります。

 

 

 

5.オススメ商品

 

・「極薄やわらかヘチマローブ」

 

 

肌あたりの良い軽やかなコットン100%のバスローブ。薄手のタオル地でお風呂上りにサッと羽織りやすい設計になっています。独自の技術により、一般的なタオルの半分以下の細い糸を使用し、高密度で織り上げた羽毛のような肌触りのパイル素材です。

 

・「マシュマロガーゼローブN」

 

 

驚くほどの軽さと柔らかさを実現したマシュマロガーゼでできたバスローブ。細くてやわらかな撚りの少ない糸と、強度の高い糸を組み合わせて3重に織られたガーゼを使用しています。やさしい触感と、吸湿・吸水性、保温性、通気性をバランスよく兼ね備えたアイテムです。思わず顔をうずめたくなるような生地で全身を包み込みます。

 

・「エアーワッフルライトローブ」

 

 

バスタオル一枚分の軽さのバスローブ。まるで空気を練りこんだような生地で、毛羽立ちが少なく乾きやすい特徴があります。凹凸のある生地は肌に張り付きにくく、サラリとした肌触りをお楽しみいただけます。

 

・「エアリータッチボタンローブ」

 

 

触感や機能性、使い心地を最大限に追及して作られたUCHINOプレミアムのバスローブ。袖口にゴムが通してあるので、袖を捲りやすく作業がしやすいのが特徴。ボタン一つで簡単に着ることができます。

 

いかがでしたでしょうか?

 

セレブ御用達の贅沢品というイメージが強いバスローブですが、むしろ普段使いにピッタリの便利なアイテムだということをお分かりいただけたでしょうか。素敵なバスローブがあると、いつものバスタイムも楽しくおしゃれになります。ぜひ、お気に入りの一点を探してみてくださいね。

 

 

 

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