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ランチョンマットで食卓に彩りを!気軽に楽しむテーブルコーディネート

2021.04.19

みなさんのご家庭では「ランチョンマット」をつかっていますか?ランチョンマットとは和製英語であり、別名プレイスマットと呼ばれています。

 

テーブルクロスは、テーブル全体を覆うものであることに対し、ランチョンマットは、ひとりずつ用意することが基本です。

 

 

コンパクトなので、お手入れやテーブルコーディネートを気軽にできるのがランチョンマットのいいところ。なんだか物さみしいと感じる雰囲気の食卓でもランチョンマットを敷くだけで空間に彩りが生まれます。

 

ランチョンマットの効果は見た目の印象に作用するだけではありません。そこで、ランチョンマットを使用することでどのようなメリットが生まれるのか、どのような形と色があるのか、機能面と合わせてその魅力をご紹介したいと思います◎

 

是非ランチョンマット選びの際に参考にしてみて下さいね。

 

▽キッチン関する記事も併せてご覧ください。

WAILEAオーダーキッチン~理想の住生活空間を求めて~

 

【目次】

1:ランチョンマットの魅力

2:どんな素材のランチョンマットがあるのか

3:どんな形のランチョンマットがあるのか

4:色別で見るランチョンマット

5:シーン別で見るランチョンマット

 

 

1:ランチョンマットの魅力

 

 

上記でも述べた通りお手入れやテーブルコーディネートを気軽にできることが、ランチョンマットの良いところです。ではランチョンマットを敷くことで他にどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

 

テーブルに傷や汚れがつくことを防ぐ/防音の役割

 

ランチョンマットにはテーブルに傷をつけることを防いだり、テーブルやテーブルクロスを汚してしまったりすることを防ぐ役割があります。

 

また、テーブルの上に直接食器やカトラリーを置いたりすると、音が響きますよね。けれどランチョンマットを敷くことでその音を最小限に抑えてくれるんです!

 

 

自分だけの空間ができる

 

現在の日本はダイニングテーブルが主流のため、大皿に盛りつけた料理を家族や友人と取り分けて食べる、という風景は日常ですが、それより以前の畳の上で食事をとっていた時代では「膳」というものが使用されおり、「個食(個人専用の膳・料理が一式ある)」が主流でした。現代でいう「食膳・お膳(トレー)」ですね。

 

実はランチョンマットもお膳と似た役割を担っています。あえて確立することで「自分だけの空間」ができるので特別な感じがしますよね。少しだけ姿勢を正して食事をとりたくなります。

 

 

料理が引き立てられ、食卓に彩りが生まれる

 

ランチョンマットは空間の印象をかなり変えてくれます。敷くだけで食卓を華やかにしてくれて、料理やお皿、カトラリーの色まで引き立ててくれるので、より一層おいしく感じることができます。

 

また日常使いをしなくとも、ちょっとしたおうちカフェの時間や、友人をもてなした際など、限定的に使うことで「プチ贅沢」を味わえます。

 

 

 

2:どんな素材のランチョンマットがあるのか

ランチョンマットの素材はいくつか種類があります。素材によってメリット・デメリット・お手入れ方法が異なるため、その点を考慮して理想のランチョンマットを選びましょう。

 

 

ファブリック製のランチョンマット

 

綿(コットン)や麻(リネン)やポリエステルなどの素材がよく使われています。ファブリックのランチョンマットはファブリック特有の質感が、食卓に優しさとぬくもりを運んでくれます。

 

メリット

・素材の質感を楽しめる

・丸めたり畳めることができるので収納が楽

・洗濯ができるのでお手入れが簡単

 

デメリット

・洋服と同じように何度も洗濯をすると縮んでまう

・汚れを長時間放置してしまうと汚れが落ちにくくなる

 

 

PVC製、ビニール製のランチョンマット

 

PVCとは、ポリ塩化ビニルのことで、一般的な合成樹脂(プラスチック)の1つです。PVCは撥水に防汚性、対食性などに優れている点が多く、他の材質と比べても比較的安価なことが特徴です。

 

メリット

・表面が滑りにくいため、グラスなどでも安心して置くことが出来る

・水に強く汚れも浸透にくいため、もし汚れても水洗いや水拭きをするだけで綺麗になる

・しわになりにくい材質のためアイロンいらず

 

デメリット

・高温に弱く、60℃以上のものをおくと変形してしまったりすることがある

・塗装に染料が使われているテーブルに置くと染料の影響で変色をしてしまう恐れがある

 

 

木製のランチョンマット(トレー)

 

シンプルでナチュラルな印象を与える木材は、洋食・和食問わず様々なシーンにとけこみます。取扱い際の注意を忘れなければ、木製の物が一番扱いやすい!という方も多くいらっしゃいます。

 

メリット

・木のぬくもりを感じる事ができる

・置くだけで高級感と重厚感が生まれる

・汚れに強く丈夫

 

デメリット

・湿気や水に弱い

・直射日光や冷暖房等で変形・変色してしまう恐れがある

 

 

シリコーン製のランチョンマット

 

スタイリッシュかつおしゃれに見えるシリコーン素材のランチョンマット。北欧雑貨がすきな方にもおすすめです。

 

メリット

・熱に強いため鍋敷きとしても使用できる

・グリップ力に優れているため、お子さまでも安定して食器を使うことが出来る

・水で丸洗いができる

・柔らかいので丸めて収納することが出来る

 

デメリット

・最初のうちはシリコーンゴム特有の臭いがある

・ホコリが付きやすい

・長時間敷いたままでいると、張り付きや色移りの原因になってしまう

 

 

 

3:どんな形のランチョンマットがあるのか

一般的にランチョンマットの標準サイズは「45cm×30cm」または「40cm×30」と言われています。形も四角だけではなく丸やオーバル、幾何学など様々です。ですのでランチョンマットを選ぶ際にはあらかじめ必要なサイズを測っておくと、テーブルのコーディネートがしやすいですね◎

 

長方形

定番の長方形のランチョンマット。どんなお皿にも合わせやすく、たとえスペースが余ったとしても、その分の余白が綺麗に見えます。大きなお皿をよく使用されるご家庭や、料理の品数が多いご家庭にもおすすめです。

 

 

・円形

モダンな印象を与え、テーブルのアクセントもなる円形のランチョンマット。ワンランク上のオシャレな雰囲気を作り上げてくれます。

 

 

・オーバル

余白を綺麗に見せるのが長方形なら、余白のスペースを減らすことで物足りない印象をなくしてれるのがオーバルのランチョンマットです。どんな形の食器でも不思議と馴染み、大きなスペースを取らないのでオーバルはとても使い勝手が良いんです

 

 

 

4:色別で見るランチョンマット

ランチョンマットはカラーバリエーションが豊富なので、選ぶのが楽しいですよね。一方で、種類が豊富であるがゆえに選びきれなくて、結局購入をあきらめてしまう方も少なくないと思います。

 

そこで、当店でも取り扱いをしている【chilewich(チルウィッチ)】のコーディネートを参考に、色分類別にご紹介したいと思います!ランチョンマットの色選びで迷った際には、是非参考にしてみてください

 

 

・暖色

 

 

一般的に赤は「情熱」「力強さ」を象徴する色と言われているので、色が強くて合わせづらいと感じる方もいるかもしれませんが、少し明度を下げた色を選ぶと落ち着いた印象が生まれ、高級感が加わります。

 

クリスマスや元旦、バレンタインなど冬のイベント時に大活躍しそうなカラーですね!

 

 

ピンク

 

春~初夏にぴったりの淡いピンク。ピンクは安らぎを与えてくれる色でもあるので、食卓にはぴったりですね。食卓に限らず、お花などを生けている方は花器の下に敷いてみるのもおすすめです。

 

 

黄土色

 

落ち着いた色合いが印象的な黄土色。あまり派手な色は好まないけれど、無彩色だと寂しいと感じる方におすすめの色です。日本の食器とも相性がいい色です。

 

 

・寒色

 

 

食器の色を問わず、使い勝手の良いインディゴ色。涼しげでスタイリッシュな印象を与えてくれます。

 

 

ターコイズ

 

宝石やアクセサリーなどでも定番かつ人気のターコイズカラー。ランチョンマットにしてもやはり美しく映えます。

 

少し難易度が高いかな?と心配される方もいるかもしれませんが、白い食器や北欧の食器などとも相性がいいので、まさに食卓に彩りが欲しい方にオススメのカラーです。

 

 

水色

 

水色というと涼し気なイメージがありますが、薄い色をつかうと柔らかくて優し気な印象になります。テーブルコーディネートの幅が広がる色ですね

 

 

・中性色

 

 

落ち着ていて、どこかモダンな雰囲気を醸し出すグリーン。色の主張も激しくないので季節感を気にせず使うことができます。

 

 

黄緑

 

安らぎと癒しを与えてくれる黄緑。日本のお茶の色でもあります。和食器はもちろん洋食器にも馴染む、隠れ万能カラーです。

 

 

若草色

 

春夏にぴったりの若草色。インテリアや食卓が爽やかになりますね。こちらも、和食器と洋食器のどちらにも馴染む万能カラーです。

 

 

・無彩色

 

ホワイト

 

ホワイトは清潔感と高級感を感じる色ですよね。食卓を上品にみせつつクリーンに演出してくれます。

 

 

ベージュ

 

ベージュは中性色と無彩色のどちらの要素も併せ持つ色です。

 

空間そのものを明るく優しい雰囲気にしてくれる色なので、季節やシーンに関係なく一年中使うことができます。もし、どの色にするか迷った際はベージュがお勧めです!

 

 

グレー

 

グレーは控えめな上品さを醸し出してくれつつ、空間にそっと馴染む色です。スタイリッシュなコーディネートがお好きな方におすすめしたい色。

 

 

ブラック

 

ブラックというと暗いイメージになるのではないかと心配される方もいると思いますが、ブラックは意外にも使いやすい色のうちの一つです。もちろん部屋の照明やテーブルによっても印象は変わってきますが、料理やお皿の色がより一層際立つのでコントラストが楽しめますね。

 

 

5: シーン別で見るランチョンマット

食卓においてランチョンマットがもたらす機能や効果をご紹介してきましたが、下記ではシーンに合わせたランチョンマットの活用法をご紹介したいと思います。

 

 

・特別な日の演出に

 

 

型押しタイプのランチョンマットは裏が見えるので、お気に入りのテーブルを覆い隠さずにテーブルの色を生かしたまま華やかに演出してくれます。友人とのホームパーティーや、晩酌タイムのときなど、空間に特別な印象がほしいときに型押しタイプのランチョンマットがあると、グっと雰囲気がでますよ。

 

他の色のランチョンマットと重ねて楽しむこともできます。

 

 

・季節感を意識したコーディネート

 

こちらは心地よい春を意識したコーディネートです。お花を意識した色で統一されており、上品で可憐な空間がひろがります。

 

 

・インテリアの一員として

 

お気に入りのインテリアの一角、なにかが足りないと感じる事はありませんか?ランチョンマットは食卓だけにあらず。こんなところでも活躍します!お気に入りスペースに、より一層特別感が生まれますね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

ひとえにランチョンマットと言っても種類もブランドも様々。季節や気分に合わせて変えるもよし。食卓だけじゃなくインテリアとして楽しむもよし。日常的に使いたいと思っている方も、特別な日にだけ使いたいと考えている方も、ぜひお気に入りのランチョンマットを見つけてみてくださいね。

 

 

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