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汚れやすいトイレの床はどう選ぶ?種類と選ぶ方

2019.12.26

お家の中で1番のプライベート空間である「トイレ」。

 

そんなトイレ空間も、タンクレストイレなど機能性だけでなくデザイン性も求める方が増えています。
清潔感だけでなく居心地の良いトイレ空間を実現させたいですよね。

また、トイレは家族だけでなく来客時にも通す場所です。
その為、清潔さや、ニオイ、インテリア性など様々気になることもあるでしょう。

 

今日は、そんなトイレ空間のイメージを左右する「床材」に注目してご紹介します。
是非参考にしてみてくださいね!

 

【目次】

1:トイレの床選び。選ぶポイントは?

2:トイレの床材の種類

3:床材の張り替えるタイミングは?

 

1:トイレの床選び。選ぶポイントは?

 

水・洗剤・アンモニアに強い

トイレの床は、他の洗面所やバスルームと違い、水以外にも気にすべきことがあります。

例えば、トイレは頻繁に掃除をする場所にもなる為洗剤に強い必要がありますし、
尿の飛び散りも考えるとアンモニアにも強い素材である必要があります。

それらに強い素材を選ぶことで、長く使う事が出来ます。

 

掃除のしやすさ

トイレの床材を選ぶにあたって、1番重視したいポイントは清潔さを保てる素材であることでしょう。

毎日必ず使用するトイレは、気が付かないうちに汚れていきます。
床は、尿の飛び散りなどによっても見えない汚れが広がっていることも。
毎日の小さい積み重ねが頑固な汚れになってしまったり、嫌な臭いの原因にもなります。

凹凸が少ないものや防汚加工が施されているもの、抗菌効果のあるものも出ているので、
すでに床材自体が汚れにくく加工されている種類を選ぶのも良いでしょう。

 

工事がしやすく安価

トイレはどうしても定期的に交換が必要になってきます。
それを考慮すると交換が手軽で費用もかからない種類を選びたいところですね。

 

デザイン

便器(あって手洗い場)くらいしか置くものがないトイレでは、床の色や模様が印象を大きく左右します。

重厚感や高級感あふれる落ち着いた空間にしたいのか、それともシンプルで清潔感ある空間にしたいのか、
カフェの様なおしゃれな空間にしたいのか、思い描く理想の空間によっても、選ぶ床材や色なども変わってくるでしょう。

ショールームに行くと広い空間で作られていることが多いですが、実際はそれ以上にコンパクトになることが多いでしょう。
色が濃いものや柄物を選ぶ場合は狭い空間でも仕上がりをイメージする事が大切です。

 

 

2:トイレの床材の種類

 

フローリング

木の木目が美しいフローリングは、家の様々な場所で使われています。
他の部屋や廊下とのつながりを持たせたい場合に選ばれることが多くあります。
インテリアとしても統一感が出てまとまりが出ますね。

ただ、フローリングは水に弱いデメリットがあります。
アンモニアや強い洗剤が付着すると腐食したり変色する事もあるので気を付ける必要があります。

フローリングを選ぶ場合は、耐水性や汚れ防止のコーティングを施してあるものを選ぶことが大切です。

 

クッションフロア

クッションフロアとは塩化ビニル素材で作られるシート状になったクッション性に優れた床材です。
表面の塩化ビニルは耐水性に優れ、汚れも付きにくく落としやすいのでトイレをはじめとする洗面などの水まわりによく用いられる素材です。

表面がつるっとしており、掃除やお手入れも簡単なので汚れやすいトイレにはオススメです。
基本的には掃除機や雑巾で水拭きをするだけで十分です。

弾力があり柔らかいので、足腰への負担も軽減できるので、小さいお子様や高齢の方がいるご家庭にもぴったりです。

クッションフロアには、色柄のバリエーションが豊富にあり、温かみのある木目調や本物かと見間違えるくらいのタイル調ものなど、デザインは様々なのも魅力的です。
好みの色柄を見つけるとことが出来るでしょう。

 

タイル張り

耐久性、耐水性に優れている素材がタイルです。

吸水性があると汚れが染み込んでしまったりニオイが取れなくなることも。
その面、タイルは安心ですね。

色やデザインも豊富にあります。温かみのある雰囲気や高級感ある雰囲気を演出することが出来ます。

目地が白いと汚れが目立ってしまうので、デザインや色選びには気を付ける必要があります。
濡れたモップなどで直接拭いて掃除する事も出来るのでお手入れも簡単ですね。

タイルはヒヤッと冷たくなるので、冬の時期は寒く感じる事もあるでしょう。
小さいお子さんや高齢の方がいる場合は避けた方がいいかもしれませんね。

 

 

3:床材の張り替えるタイミングは?

 

しっかりと掃除をしているのに汚れが落ちなかったり、ニオイが中々消えなかったり、
床材自体が傷ついてしまったり剥がれてしまっている状態であれば、張替えをするタイミングです。

トイレは他の空間と比較してコンパクトなので、比較的価格も抑えられるでしょう。

 

 

トイレの床の素材の特徴を知って頂けたと思います。
家族構成やライフスタイルによって、使う頻度や使い方も変わってくるでしょう。

 

カタログだけではなくしショールームなどで実際に見て触ることで、素材感や艶感、触り心地がわかるので、実物を確認する事をオススメします。
是非、自分に合った床材を選んでみてくださいね。

 


 

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