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使い勝手と雰囲気を変える!洗面所の「照明」に注目!

2019.12.19

印象や雰囲気が変わる「照明選び」は、意外と大切なところ。毎日使う洗面所は、朝から晩まで家族みんなが使用し、家事でも良く使う場所です。洗面所の「照明」に注目して素敵な空間を演出してみませんか?

 

 

一言で照明といっても、様々な種類があります。照明の種類や選ぶポイントを抑えて、洗面所の照明選びの参考にしてくださいね!

 

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WAILEAオーダー洗面化粧台~理想の洗面所空間を求めて~

 

 

【目次】

1:照明の「色の種類と効果」

2:洗面所の照明、どうしていますか?

3:洗面所の照明は、どんな色・明るさが良い?

4:洗面所の照明お選ぶ時のポイント

5:照明でおしゃれな洗面所に

 

 

1:照明の「色の種類と効果」

 

まずは、照明の基礎知識からご紹介します。

 

照明の「色」には様々な種類があります。白っぽい様な光もあれば、オレンジの温かみのある様な色など。この光の色を数値化したものを「色温度(単位:K(ケルビン)」と呼び、数値が低いほどオレンジ色、高いほど青色に近づき、真ん中は白色になります。皆さんの自宅で使っている電球を見てみてください。実は、私達が使っている電球や蛍光灯には5項目の表記があります。

 

これらはこの色温度によって、昼光色(6500K)、昼白色(5000K)、白色(4200K)、温白色(3500K)、電球色(3000K)と、分かれています。

 

その中でも、私たちの生活の中で特によく見かけるのは、「昼光色」「昼白色」「電球色」の3種類です。「色温度」は私達のモノ見え方だけでなく、心理にも影響を与えていると言われています。

 

・電球色・・・温かみのあるオレンジ色の光。刺激の少ない柔らかい色です。心に落ち着きを与えてくれ、リラックスできる空間にしてくれます。リビングや寝室によく使われています。また、料理をおいしく見せる色とも言われています。

 

・昼白色・・・自然な白い光。太陽光と同じくらいの自然な明るさです。家の中で一番多く使用されている色ではないでしょうか。物本来の色をそのまま見ることが出来ます。雰囲気を明るくしてくれるので、いきいきと活動的にさせる効果があります。

 

・昼光色・・・他の色と比較して青白く、スッキリとした光。クールやフレッシュなイメージです。脳に強い刺激を与えて興奮を与えることで活性化され、集中力を高めてくれる効果があります。その為、書斎や勉強部屋などにオススメです。照明の中でも1番明るい色です。

 

 

 

2:洗面所の照明、どうしていますか?

 

皆さんのご家庭の洗面所は、どこに照明がありますか?

 

大体のご家庭が、洗面所全体を照らす為の天井と、洗面台を照らす為の洗面台の、2か所に設置されている事が多いでしょう。入浴の際や洗濯などの家事をするときは天井の照明だけ、顔を洗ったり歯を磨く際には洗面台の照明を使用したりと、使い分けている方もいれば、基本的にはどちらか一方しか使用していない、なんて方もいるでしょう。また、そんなこと気にしたこと自体ない!なんて方もいるかもしれませんね。

 

洗面所に暗めの照明を選ぶと、メイクやひげをそる時にムラが出来てしまったり、外に出て改めて見た時にメイクが濃くなってしまっていたなんてことも。また、水まわりが明るいと毎朝気持ち良く使えますし、掃除の際にも便利です。家の中でも、使用用途やライフスタイルによって、照明を使い分けることが大切です。

 

 

 

3:洗面所の照明は、どんな色・明るさが良い?

 

先程ご紹介した照明の明るさの種類を考えながら、洗面所の照明を選ぶとより使いやすくなります。

 

例えば、洗面所の全体を照らす天井の照明は、「電球色」がオススメ。柔らかで温かみのある空間を演出してくれます。一方で洗面台の照明は「昼白色」がオススメです。洗面台はスキンケアやメイクをしたり髭を剃ったり等、細かい作業が多い場所なので、自然な明るさで本来の色をそのまま見ることができる「昼白色」が最も使いやすいでしょう。朝、メイクなどの細かい作業をする時ははっきりと見やすいように洗面台の照明をつけ、夜、髪の毛を乾かしたり、歯を磨く際には天井の照明を付ければ柔らかい温かみのある明るさなので睡眠の質にも影響を与えません。

 

このように、天井の照明と洗面台では照らす役割が違ってくる為、必要に応じて変えるとより使い勝手もよくなります。

 

 

 

4:洗面所の照明お選ぶ時のポイント

 

明るさ

先程ご紹介したように、照明には色の種類や明るさが異なります。様々な作業を行う洗面所には見やすいような明るさが必要です。しかし、明るすぎてしまうと目に負担がかかることもあるので気を付けましょう。

 

湿度対策

洗面所は水気が多く、バスルームに隣接した洗面所であればお風呂上りに湿気が流れ込んできます。そのような理由もあり洗面所は狭い空間の為他の場所に比べて湿度が高くなりやすい空間です。デザインも勿論大切ですが、湿度にも耐えられる種類を選ぶ必要があります。湿気で故障などの原因にもなる可能性がある為、防湿・防滴の事も事前に確認することをオススメします。

 

センサー付き

人を感知すると自動的に付く人感センサー付き照明。自動点灯・消灯する機能があれば手間も省け消し忘れも防ぐことが出来ますね。他にも手をかざして点灯・消灯することが出来る照明もあるので、手が汚れていたり濡れていても、周りを汚すことなく電気を付けることが出来ます。

 

 

 

5:照明でおしゃれな洗面所に

これから洗面所を新築・リノベーションなどで新しくする方は、是非、洗面所での過ごし方なども考慮しながら照明の設置場所やデザイン、明るさを決めてみてくださいね。

 

 

横長の跳ね上げ式ミラーにLEDライトを埋め込んだ洗面化粧台。濡れた手で操作することを考え、センサー式スイッチになっています。ミラー下についているセンサーに手をかざしてON/OFFが出来る仕様なので、手が汚れていたり濡れていても簡単に灯りを付けることが出来ます。

 

 

 

洗濯や掃除等家事時は明るく清潔感がある雰囲気にしたいけれど、バスタイム時は落ち着いた暖かい雰囲気にもしたい…!なんて要望を叶えた洗面化粧台。点灯する照明を昼白色と電球色の双方を設置し、変える事により両者の雰囲気を可能にしました。工夫はそれだけでなく、照明の色合を拾う壁・床などの周りの色を白に統一することで、照明の色合いによって様々な空間の雰囲気を変化させる事ができます。

 

 

鏡の背面から照らし出す照明は、洗面台が浮きだって見え、ホテルやレストランの様な高級感ある雰囲気を醸し出すことが出来ます。光源を見えない様にすることで柔らかい光が美しく広がります。照明の明るさひとつで、使い勝手や雰囲気が大きくかわるもの。家族構成やライフスタイル、使う用途に合わせて最適な照明を選んでみてくださいね。

 

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