お中元の正しい時期って!?知っておくべきお中元の基本的マナー
2018.07.01
7月になり梅雨も終わり、本格的に夏の始まりですね!
この時期になると、そろそろお中元をどうしようかな?と考える方も多いのではないでしょうか。
「 何を贈ったらいいの? 」 「 いつ送ったらいいの? 」 「 誰に送るべき? 」など、
本当はよく知らないけど、いまさら人には聞けない・・・。
今日は、そんなお中元の基本的なマナー・豆知識をご紹介します!!
■そもそも「お中元」とは?
旧歴の1年を2回にわけて、その節目となる7月15日の事を「中元の日」といいます。
これと伝来した仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)とが重なり、先祖の供養す日となり、
江戸時代以降、お中元に親類や知人が住来し、盆の礼として贈り物をする習慣が生まれました。
時代と共に少しずつ形を変え、「親しい人、お世話になった人に品物を贈る習慣」へと変化し、「お中元」として根付いたのです。
■お中元の贈る時期は?
お中元を贈る時期は地域によって異なります。
□北海道・・・7月中旬頃から8月15日まで
□東北地方・・・7月下旬頃から8月15日まで
□東北地方、関東地方、東海地方、北陸地方・・・7月初旬頃から7月15日まで
□関西地方、中国地方、四国地方・・・7月中旬頃から8月15日まで
□九州地方・・・8月初旬頃から8月15日まで
お中元として贈る事ができる時期は8月15日まで、
8月16日~残暑見舞い扱いとなるので気を付けましょう!
■お中元に贈るものは何がいいの?
お中元を贈る相手の好みや、家族構成、年齢や人数を考慮して選ぶ必要がありますが、
やはり夏らしさを感じさせてくれる、フルーツやスイーツ、ドリンク類が、特に人気がある傾向です。
■お中元は誰に贈るの?
お中元は贈らなければいけないという決まりはありません。
日頃お世話になっている方や、普段会えない人に感謝の気持ちを込めて贈ります。
例えば・・・両親、親戚、上司、仲人などが挙げられます。
ただし、お中元は一度だけ贈ってその後は贈らないというのは失礼にあたります。
毎年贈り続けることになるということを理解した上で、贈るかどうかを検討する必要があります。
「一度だけ贈りたい」という場合は、「御礼」として贈るようにしましょう。
■知っておきたい豆知識
喪中の方への御中元は?
お中元は感謝やお礼の気持ちを贈るものであるため、贈って良いものとされています。
ただし、贈る相手が喪中の場合四十九日が過ぎてから贈るのが無難です。
お中元を頂いたらお返しはどうしたらいい?
一般的にお返しは必要ではありません。
しかし、届いたことを知らせる言葉と、頂いたお礼を伝えるのが礼儀です。
親しき仲なら電話やメールでもよいですが、目上の方には手書きのお礼状がおすすめ。
また、受け取った後出来るだけ早く出すことが大切です。
贈り物は、心のこもった思いやりの表現。
日頃お世話になっている方に、感謝の気持ちを込めて季節のご挨拶を贈りませんか?