リフォーム事例~マンション編~
2016.02.03
こんにちは、WAILEAです!
今回は先日行いましたリフォームをレポートさせて頂きます。
今回リフォームをさせて頂いたのは、都内マンションの洗面化粧台です。
築50年経っているこちらのマンションは、洗面化粧台・トイレ・お風呂が一体となっており、
趣のあるタイルが床・壁に貼られた素敵なつくりです。
しかし、20~30年経っている洗面化粧台は、
一見まだ十分使える様に見えますが、内部に湿気がたまり、
カビの臭いがするという悩みを抱えておりました。
湿気の原因は、洗面ボウルとカウンターの隙間から水が漏れているのか…?
と推測していたのですが、実際には後に予想外な展開が待っていました。
今回新しく製作する洗面化粧台は、
お掃除のし易い ボウル一体型人造大理石カウンターに、
オートクローズ付き取手レス扉でスッキリとした印象の洗面化粧台です。
こちらを既存タイルの立ち上がりの上に設置する計画です。
さて、いよいよ解体作業が始まりました。
まずは、扉を取り外します。
カウンターは、壁にしっかりと挟み込まれており持ち上がらないので、
カウンターを半分に切って少しずつ引き抜きます。
排水管を傷つけないようにしながら、箱を解体していきます。
すると、箱の下に使われていない排水口が現れたのでした。
洗面化粧台内部の湿気の原因はこれでした。
また、床は湿った状態で、新しい洗面化粧台を設置予定の
既存タイルの立ち上がりも湿気で腐っており使えない状況となっておりました。
それから1週間…
■新たな台輪が製作され
■床はご依頼主様がドライヤーを当てるなど乾燥を促進してくださり
■使われていない排水口にはセメントを流し込んで塞がれました
いよいよ待ちに待った設置の始まりです!
レーザーの墨出し器で水平をとりながら正確に設置していきます。
分割して製作した箱を現場でつなぎ合わせます。
途中でも水平・垂直を確認しながら、微調整をしていきます。
普段あまり見ることの無いカウンターの裏側はこうなっております。
今回はボウル一体型人工大理石カウンターです。
綺麗にカウンター、水栓が設置されました。
今回は給水・排水を後日、設備屋さんに繋いでもらうので配管はここまでです。
台輪に仕上げ材を貼る為のマスキングをします。
カウンターと壁面をコーキングで仕上げる為のマスキング。
コーキングを流し込み、テープを剥がすと綺麗に仕上がりました。
ついに設置完了です!!
引き出しは取手レス扉でスッキリ。
閉める際には自動でゆっくり閉まるオートクローズレールを採用しております。
湿気の問題も解消し、大容量の収納で快適な洗面空間に仕上がりました!
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WAILEAではオーダーにて洗面化粧台・キッチンの製作、設置を承っております。
ご新築・リフォームの際にはお気軽にご相談くださいませ。
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