キッチンの床はどう選ぶ?種類と選ぶ方のポイント

24th, July, 2019

床は、空間のデザインに大きく影響し、暮らしの快適さにも大きく影響する場所でもあります。

来客やくつろぎの時間を長く過ごすリビングの床材はより見た目を重視して選ぶ方も多いと思いますが、それに比べてキッチンは調理をしたり洗い物など、作業をする場所です。
油の飛び散りや調味料の汚れ、食器などを落としてしまうこともあるでしょう。

それらのことを考慮すると、耐久性や掃除のしやすさも考える必要があります。

今回は、キッチンの床材の種類やメリットをご紹介いたします。
新しく家を建てる方、リフォームやリノベーションをお考えの方は参考にしてみてくださいね。

 

【目次】

1:キッチンの床材はどう選ぶ?

  1.掃除がしやすい素材を選ぶ

  2.使いやすい素材を選ぶ

  3.ダイニングやリビングとの関わりを考えて選ぶ

2:キッチンの床材の種類

  1.フローリング

  2.タイル

  3.クッションフロア

  4.石張り(天然石)

3:キッチンマットを利用する

 

 

1:キッチンの床材はどう選ぶ?

 

掃除がしやすい素材を選ぶ

キッチンはその他の水回りの場所と比較しても、水や油、調味料がはねたり、食材がこぼれたりするため、家の中で最も汚れやすい場所と言っても過言ではない場所です。
1番汚れがつきやすい床とも言えるでしょう。
素材によってはシミとして残ってしまいやすいものや変色してしまう可能性があるので、汚れにくいものや毎日のお手入れがしやすいものを選ぶのも大きなポイントです。

 

使いやすい素材を選ぶ

キッチンは毎日使う場所です。また、座って使う人は少なく立ちっぱなしで、冷蔵庫まで食品を取りに行ったり、料理や洗い物など様々な動きや作業を行う場所でもあります。
その為、「動きやすいか、滑らないか、足への負担はどうなのか?」といった点も考える必要が出てきます。
小さいお子さんがいるから滑りにくい物を選ぶのか、足腰が弱いお祖母ちゃんがよく使用するので負担が少ない物を選ぶのか、使いやすさとひとくちにいっても家族構成やライフスタイルによっても見るべき点は変わってくるでしょう。

 

ダイニングやリビングとの関わりを考えて選ぶ

素材と共に選ぶ際に重要なポイントはデザイン性でしょう。
キッチン空間はキッチン単体で見るのではなく、リビングやダイニングとのつながりによっても選び方が変わってきます。
例えば、ダイニングスペースと完全に分かれているタイプやアイランドキッチン等の独立した配置であればキッチンの空間だけで床材を考えることもできますが、リビングやダイニングに対して対面に配置されているオープンキッチンであれば、より空間として統一感を考慮することが必要となってきます。
キッチンだけ違う素材を選んだとしても、色合いや素材感などの組み合わせで統一感をもたらすことも出来ますよ。

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2:キッチンの床材の種類

キッチンの床材には様々な種類がありメリット・デメリットがあります。
どの床材を選ぶかで雰囲気も大きく変わりますし、お掃除や使い勝手も違ってきます。

キッチンをどんな空間にしたいのか、何を優先させたいのかを考えながら選ぶのが良いでしょう。

 

フローリング

床材として1番ポピュラーなのがフローリング。
キッチンがリビングやダイニングと一続きである場合、床材を統一させたいのであればフローリングがオススメです。
部屋全体に統一感が出ますね。
フローリングには大きく分けて「複合フローリング」と「無垢フローリング」の2種類があり、それぞれに特徴があります。

 

・複合フローリング…表面に化粧材を張り付けたフローリングです。一般的な住宅で多く使用されているのがこの複合フローリングです。合板などに突板(薄くスライスされた木材)を貼り合わせて作られている為、色や柄等の種類が豊富にあります。化粧材の特殊加工によって耐水性や汚れ・傷に強いといった特徴があります。

・無垢フローリング…自然木でできたフローリングです。他の木材が混ざっていない単層の床材で、木そのものの質感と肌触り、温もりがあります。自然素材ならではの調湿機能が備わっており、樹種にもよりますが空気を多く含むので保温性や耐熱性にも優れています。経年劣化と共に味わいが増していくのも無垢材ならではの魅力です。しかし、複合フローリングと比較して価格が高いというデメリットもあります。

 

【メリット】

・硬い材質の床材の場合長時間立ちながら行うと足腰に負担がかかりますが、木の柔らかい材質であれば、足腰への負担が減ります。見た目だけではなく使う人の身体にとっても良い素材です。
・複合フローリングであれば傷んだ部分はその部分だけ入れ替えることもでき、無垢フローリングであれば多少の傷は表面を削ってニスを塗ることで補修することが出来ます。

【デメリット】

・汚れに強い加工を施していてもフローリングは吸水性があるため水はねや汚れをそのままにしておくと染み込んでシミになったり傷んだりすることも。こまめにお手入れすることが必要です。
・複合フローリングは傷みによって表面がはがれてボロボロになってしまうことがあります。
・食器や重いものを落とした時に、傷として跡が残りやすいので気を付けなければいけません。

 

タイル

タイルは陶磁器(焼き物)で作られた床材です。
キッチンの床にタイルを使うと海外やカフェの様なオシャレな雰囲気になりますよね。タイル張りのキッチンに憧れる方も多いのではないでしょうか。
キッチンの床をタイルにする場合は、キッチンだけフローリングを敷かずにタイルを貼ることになります。

 

【メリット】

・タイルの良さと言えばなんといってもオシャレな雰囲気になるところ。リビングやキッチンのインテリアを洋風にしたい場合、タイルはとてもよく似合いますね。
色やデザインも豊富にあるので雰囲気をガラッと変えたい時などに床をタイルにすると効果的です。
・料理や洗い物で水はねが多いキッチンでとても嬉しいメリットが防水性の高さ。
フローリングの場合、水はねがそのままシミになってしまうこともありますが、タイルは吸水性が無いので、お掃除も簡単な点も大きな魅力です。
・タイルは変質がないので年数がたっても、高い耐久性を保ってくれます。
・タイル素材はヒンヤリとしているので夏場は冷たく快適に過ごすことが出来ます。

【デメリット】

・タイルはとても硬く他の素材と比べてクッション性がないので、陶器の食器を落とすと砕けるように割れます。
また、落とした場所などによってはタイル自体が欠けてしまうことも。小さいお子様がいるご家庭やお気に入りの食器がある場合は、特に気を付けて扱う必要があります。
・タイル自体は何かをこぼしてもサッと拭き取ること出来るので掃除が簡単ですが、タイルの目地についた汚れは目立ちやすいです。
白い目地であれば特に濃い色の調味料や油汚れなどは簡単には取れないことも。
その為、お手入れを怠ってしまうとせっかくのオシャレなタイルも汚れやカビで残念な印象になってしまいかねないので、早め早めに汚れは除去する必要があります。
・タイルはヒンヤリと冷たい素材なので、夏は裸足でも気持ちよく過ごすことが出来ます。逆に冬は寒く感じるデメリットも。床から底冷えするので冬はスリッパもしくはマットが必須になるでしょう。
・フローリングよりもタイルの方が敷く手間がかかる為、費用が掛かります。

 

クッションフロア

クッションフロアとは、クッション性に優れたシート状の床材のことです。
キッチン以外にもトイレなどの床材としても人気な床材です。防音機能や傷に強い物など、機能性に優れた物も数多くあります。
また、木目調から大理石調のものまで種類や色が豊富でデザイン性が高いためインテリアや雰囲気に合った物を選ぶことが出来るでしょう。

 

【メリット】

・クッション性が高いので、食器など何か落とした時でも割れにくいメリットがあります。
・塩化ビニールで作られているので、防水性はあり水や油が表面について汚れても内部には浸透しにくく、水拭きで簡単に掃除することが出来ます。
・弾力性がある素材なので長時間立ったままでも足腰への負担が少なく疲れにくい床材です。見た目だけではなく使う人の身体にとっても良い素材です。
・クッションフロアは薄いシート状の床材なので、とても扱いやすくカッターなどで簡単にカットすることが出来るので取り扱いやすく、また価格帯もお手頃です。

【デメリット】

・水には強いですが、塩化ビニールなので熱には弱い一面があります。
・クッションフロアはクッション性が優れているがゆえに柔らかいので、イスや重い家具を置いたりすることで中のクッションが潰れて凹み跡が残る場合があるので気を付けましょう。
・他の床材と比べて耐久年数が短く、経年劣化で剥がれてしまうことがあります。
・クッションフロアは木材や石などの様々な柄を再現することが出来ますが、見た目が似ていても素材は塩化ビニールなので、どうしても肌触りが安っぽくなってしまったり見劣りしているように感じられることもあります。

 

石張り(天然石)

日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、ヨーロッパを中心に昔から床材として石が使用されてきました。
現代のヨーロッパの街並みや住宅において石材を用いている場所も多く存在しています。
石=外装用と思われる方も多いかもしれませんが、天然石は内装などにもオススメの床材です。
天然石とひとことでいっても表面の艶があるものからマットなものなど、色も豊富にあるので理想とする空間やお好みに合うものをお選びいただけるでしょう。

 

【メリット】

・何より魅力的なのは天然石ならではの気品や高級感漂う質感と重厚感。ひとつとして同じ模様のものはなく、人工では作り出せない自然がつくりだす美しさがあります。
・石は木などと比較してはるかに強度が高く、摩擦などにも強いのが特徴です。椅子や家具などを引きずっても傷が付きにくく、凹んでしまうこともありません。
・ほこりやゴミが目立ちにくく、お掃除が簡単です。

【デメリット】

・天然石は水分を含みやすい性質があります。その為、液体をこぼしてしまった時に色が濃いものを溢すとシミになってしまうこともあります。
・傷がついたときに白っぽくなってしまったり、シミが出来てしまった場合は、定期的に業者に磨いてもらう必要があります。また、経年変化をするので時間と共に艶も減ってきます。
・石は熱を伝えにくいので冬は足元が冷えてしまうことも。また、天然石の場合は床暖房を使うことが出来ません。

 

石張り(人造石)

人造石とは、天然石を模造して人工的に創った半人工素材。花崗岩、大理石、石英、などの天然石を粉砕しにセメントや樹脂等、顔料を混ぜて固めた石のことです。
多くの建造物の壁や床など幅広く使用されています。

 

【メリット】

・色やデザインのバリエーションが豊富にあり、天然石より価格を抑えることが出来ながらも、天然石の様な風合いと高級感ある空間を演出することが出来ます。
・非常に固く傷が付きにくいので、重い物を落してしまっても傷として残りにくいです。

【デメリット】

・石は熱を伝えにくいので冬は足元が冷えてしまうことも。また、床暖房を使うことが出来ません。

 

人造石とひとことでいっても、ブランドによって細かい素材や特長が異なっています。
オススメの人造石をご紹介致します。

・サイルストーン
サイルストーンはキッチンやバスルームの仕上げに色彩と質感を提供するために作られた94%の天然水晶(石英)と樹脂を真空振動プレスして開発された素材です。
天然の様な質感と高級感あふれるデザインは、ワンランク上の空間を生み出すことが出来ます。
主成分水晶(石英)は最も硬い鉱物の一つで、傷や衝撃に強く耐久性に優れています。
また、吸収率が低い為コーヒーやワインなどの色が濃い液体やレモン汁やお酢などの酸などの汚れに強いので、誤って床にこぼしてしまっても水拭きで落とすことが出来ます。

・デクトン

デクトンは、PSTテクノロジー(自然界の鉱物の変成過程に似た状況を人工的に製造する技術です)を採用したウルトラ・セラミックストーンです。
磁器素材、ガラス、天然水晶などの20種類以上の高機能素材で組成されています。
デクトンは傷に非常に強く鋭利な刃物でも引っ掻き傷がつきにくく、長期にわたってご使用いただけます。
耐火性・耐熱性があるので表面仕上げや性能を損なうことなく、高温の電気製品や鍋等を直接置いても跡が残る心配がない程です。
また、デクトンも低吸収率なので、コーヒーやワインなどの色が濃い液体の汚れも簡単に拭き取ることが出来ます。

 

 

3:キッチンマットを活用する

キッチン空間の中でも特にシンクやコンロ付近は、特に利用する場でもあり水や汚れも飛び散りやすい場所です。
汚れなどが気になる場合は、その付近の床にだけキッチンマットを敷く方法もあります。

キッチンマットは丸洗いできるものや、足の疲労を軽減するものなど様々な種類や素材、柄、サイズがあるので、求める機能を備えている物を探してみるのが良いでしょう。

また、現状のキッチンから床材を変える場合は、工事も発生しますしもちろん費用もそれなりに必要になってきます。
床材を変えるところまでいかないにも、雰囲気を変えたい場合や汚れや掃除の面で気になるのであればキッチンマットを利用することをオススメします。

 

そこで、機能性もデザイン性も求める方にはオススメなのが、アメリカNYで生まれたchilewich(チルウィッチ)のキッチンマットです。

 

臭いやカビの増殖を防ぐ、抗菌・防カビ素材「Microban」を使用しているため、清潔に使っていただく事ができます。汚れがしみにくくダイニング下やキッチンでも衛生的です。
お手入れは掃除機をかけたり、固く絞った布巾で水拭きするだけなので、日々のお掃除も簡単です。
床暖房にも対応しているので、床暖房完備のお家でもお使いいただく事ができます。

サイズや色・柄のバリエーションが豊富にあるのでお好きなものに出会えるでしょう。モダンで高級感のあるchilewich独自のデザインは、キッチンをより華やかに彩ってくれます。
キッチン以外にも、洗面台などの水回りにも使えるので、同じ柄や色などで揃えて頂く事も出来ますよ。

 

キッチンの床材を選ぶ際は、使いやすさなのか、掃除のしやすさなのか、それともデザインなのか、優先順位を明確にしておくのがポイントです。
また、ライフスタイルやキッチンでどのように過ごしたいのかを含めてコーディネートすることで、より使い勝手もよく理想のキッチン空間にすることが出来るでしょう。

 

 


 

           

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