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トイレの芳香剤はどう選ぶ?香りで清潔感ある空間に

2019.07.18

毎日誰もが必ず使う場所、トイレ。

新聞やケータイを持ち込んで過ごす人もいるでしょう。
また、家の中でトイレが1番落ち着く!なんて人もいるのではないでしょうか?

わざわざトイレで長時間過ごさない!なんて方も、せっかくなら清潔感があり居心地の良い場所にしたいですよね。

その為には定期的に掃除をして見た目を綺麗に保つことも大切ですが、香りも印象を決める重要な要素です。

 

今日は、そんなトイレの香り・芳香剤についてお話します。

 

【目次】

1:そもそもトイレの芳香剤って必要?

2:トイレの芳香剤の種類

3:トイレの芳香剤のタイプ

4:トイレの香りはどう選ぶ?

5:トイレの芳香剤はどこに置くのがベスト?

6:トイレ用と部屋用の芳香剤ではどう違う?

 

 

1:そもそもトイレの芳香剤って必要?

トイレが臭っているのは不快なもの。

たとえ見た目が綺麗だとしても嫌な臭いがあるだけで何だか不潔な印象を持ちますよね。
それほど、「臭い」は印象を決める重要な要素という事が分かりますよね。

トイレの臭いの原因は、汚れから発生する臭いと使用後の臭いによってうまれます。
汚れから発生する臭いに対してこまめに掃除をして汚れを残さない事は必須です。

一方で、使用後の臭いは自分が使用する時だけでなく次に使用する人へのマナーとしても残したくないですよね。
そんな時に活躍してくれるのが芳香剤です。

私の自宅のトイレの臭いは特に気にならない!という方も、やはり良い香りがあると良い気分になりませんか?
他所のお家に招かれたときに、良い香りがしていたらとても素敵ですよね。

芳香剤といっても様々な種類やタイプがあります。
是非ご自身にあったアイテムを選んで居心地の良い空間にしてくださいね。

 

 

2:トイレの芳香剤の種類

ひとうちにトイレの芳香剤といっても実は効果によって種類が異なります。
大きく分けると4つ種類がありどんな効果を得たいのかで変わります。

 

・芳香剤
良い香りを放つことで、臭いを気にならない様にしてくれるのが芳香剤です。
多くの芳香剤には臭いを消す成分は含まれておらず、良い香りを被せて臭いが無くなった様に感じさせてくれます。
香りで臭いをごまかしているので香りが強めな物も多いです。
人工的な香りが苦手な方はトイレ用の天然由来アロマを使用したアイテムもあるので、そちらを選んでみるのも良いかもしれませんね。

 

・消臭剤
芳香剤の香りが苦手な方や臭いだけ取りたい方は、消臭剤がオススメ。
嫌な臭いの成分であるアンモニア等を化学変化させて無くしてくれる働きがあります。
無臭の成分に変化させる為芳香剤と違い、香りを加えることはありません。
また、消臭に加えてイオンパワーによる除菌効果を得られる種類もあるようです。

 

・消臭芳香剤
しっかりと消臭した上で良い香りのトイレにしたいなら、芳香剤と消臭剤の2つの役割を併せ持った消臭芳香剤を選びましょう。
ドラッグストアやスーパーでは、この消臭芳香剤が主流になっています。
しかし、消臭剤と芳香剤が一緒だと良い香りまで消してしまわないか?という疑問も。
消臭剤は「悪臭」と言われる決まった成分のみに反応する様に作られているので芳香剤の香りを消してしまう心配はないのでご安心を。臭い成分を除去し心地よい香りを広げて快適な空間にしてくれます。

 

・脱臭剤
消臭剤と同じと思われがちですが、臭い成分そのものを化学変化させて無くす消臭剤と違い、脱臭剤は吸着材に臭い成分をくっつけることで除去するアイテムです。
広い空間には向いていないので、トイレや車、冷蔵庫などの狭い空間にオススメのアイテムです。
脱臭剤として代表的なのが「炭」です。炭には無数のミクロ単位の小さな穴が空いています。
この穴の大きさを含めた炭の表面積は炭1グラムに対してなんとテニスコート1面分ともいわれています。
水分や臭いの元がこの炭の穴に引き込まれて吸着することで消臭効果を発揮します。
炭をそのまま置くのには少し抵抗があるという方には、可愛らしくかたどった炭アイテムを選んでみてもいいですね。

 

 

3:トイレの芳香剤のタイプ

芳香剤の種類についてご紹介致しましたが、次はタイプをご紹介致します。
今は様々なタイプやデザインがあるので、あなたのライフスタイルやトイレのインテリアに合せて選んでみてくださいね!

 

・置き型タイプ
常に良い香りを保ちたいなら「置き型タイプ」がオススメ。
ただ置いておくだけで良い香りを放ってくれるので手軽に使えることが出来ます。
置き型タイプでもビーズやゼリー状の物が入っているものから電池式の自動で噴射する物まであらゆる形状の物があります。
トイレタンクに置くタイプは水を流すたびに汚れを落としてくれる機能も。
お部屋のディフューザーの様なスティックタイプはおしゃれに置いておくことが出来ますよ。

 

・スプレータイプ
即効性・瞬間的に芳香させたいならスプレータイプが効果的です。
置き型タイプは長期的な消臭や芳香には効果的ですが、即効性を求めるならスプレータイプが良いでしょう。
スプレーをすると瞬間的に臭いを撃退してくれます。
ただし、スプレータイプは持続性には欠けるので長期的な置き型タイプと併用して使用するのもオススメです。

 

・液体タイプ
自宅だけでなく、外出先や旅行先でも使用できるのがこの液体タイプ。
この液体タイプはトイレの中に数滴垂らして流すだけで気になる臭いをなくしてくれます。
スプレータイプの様に音も出ないので、音が気になる方にもオススメ。
サイズも小さくコンパクトなのでカバンやポーチの中に入れて持ち運びが出来るのが魅力的ですね。

 

 

4:トイレの香りはどう選ぶ?

トイレは毎日誰もが使う場所だからこそ、気持ち良く使いたい場所。
トイレ内の香りを選ぶ時、様々な香りの種類が出ているのでどの香りにしようか迷ってしまいますよね。

トイレは家の中の他の空間と比較してとても狭い空間です。
また香りもこもりがちなのであまり強い香りは避けるのがベスト。

爽やかで清潔感のある印象にしたいのであればミント系や石鹸の香りが良いでしょう。
落ち着ける空間にしたいのであればラベンダーやフローラル系の香りがオススメです。

少し控えめの優しい香りにしたいのであれば、お香やお線香等で使われる白檀、炭の香りが良いでしょう。
日本人に馴染み深い香りであり、程よい優しさの香りなので落ち着ける雰囲気になりそうです。

また、香りに敏感な方は、微香タイプや無香タイプを選んでみてはいかがでしょうか。
もちろん自分の好きな香りを選ぶのも良いですが、どんな印象・空間にしたいかやデザインも含めて選んでみましょう。

 

 

5:トイレの芳香剤はどこに置くのがベスト?

トイレの芳香剤、皆さんはどこに置いていますか?

窓が付いているご家庭であれば、窓枠に置いている方もいればトイレ手洗いキャビネットに置いてある方、床に置いている方もいるでしょう。

香りを拡散する為には、空気がよく通る場所に置くと効果的に広がります。
例えば、ドア付近や窓付近がそうですね。空気が動く事で香りが動き、芳香剤の効果も出やすくなります。

トイレの芳香剤は芳香効果と消臭効果を併せ持った「消臭芳香剤」が主流になっています。

実は芳香効果と消臭効果、どちらを優先させたいのかで置く場所が実は変わってきます。
芳香剤効果を長く感じたい方は、香りの成分が空気よりも重いので出来るだけ高い位置の場所に置きましょう。
鼻より高い位置に置くとより香りを感じる事が出来ます。
芳香剤を置いているがあまり香りを感じない・・・という方は置く位置を変えてみるといいかもしれませんね!

一方消臭効果を優先させたいのであれば、足元に置くのがオススメです。
トイレの嫌な臭いの原因になるアンモニアや硫化水素の匂いは空気よりも比重が重いので足元に溜まっていく性質があります。
その為、トイレの床などの足元に置くのがベスト。

芳香剤と消臭剤の目的が分かれている物を使用する場合は、それぞれに合ったベストな場所に置きましょう。

 

 

6:トイレ用と部屋用の芳香剤ではどう違う?

ドラックストアやスーパー等に行ってみると、様々な種類や香りの芳香剤がありますよね。
また、「部屋用」「トイレ用」というように置く場所によって違う商品があります。
芳香剤なら同じだからどちらで使ってもいいのでは?と思った方もいる方や、特に気にせず好きな香りを置いている!なんて方もいらっしゃるでしょう。
確かにどちらも芳香剤なので良い香りを空間に広げる点では同じであり、どちらを使ってもダメということはありません。

ただ、気になる臭いは部屋とトイレでは違っていますよね。

部屋の場合、体臭や汗、タバコや食べ物やゴミなど様々な臭いが混ざりあっています。
一方でトイレの臭いは、排泄物に含まれるアンモニアや硫化水素といった成分が悪臭の原因となっています。

その為、芳香剤はそれぞれの嫌な臭いの原因・種類に対して、最も効果的な成分を配合して作られています。
なので、置く場所を指定して販売されているんですね。

それだけではありません。

部屋とトイレでは空間の広さや求める香りも違います。
部屋であれば大体6~8畳の広さで過ごす時間が長いですよね。
部屋に比べてトイレは1~2畳程の広さで過ごす時間は圧倒的に短いでしょう。

また、香りは好みにもよりますが一般的に部屋はリラックスできるような安心できる様な種類の香りを求めるのに対してトイレは爽やかでスッキリとした香りを求める傾向にあります。
短い時間であれば問題ない香りでも長時間ずっと嗅ぎ続けると不快に感じる様な香りもあります。

この様に、同じ芳香剤でも「部屋用」「トイレ用」という空間の種類によって実は様々な違いがあるのです。
もちろん異なる場所で使用する事は特に問題はありません。
ですが、例えばトイレ用をお部屋で使用した場合(その逆の場合も)、広さに対応できなかったり、充分に成分の効果を発揮できない場合があるので指定された場所で使うことをお勧めします。

 

この様に、芳香剤といっても様々な種類やタイプがあります。

是非、ライフスタイルや使う目的に合わせて
ご自身にあったアイテムを選んで居心地の良い空間にしてくださいね。

 

 


 

           

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