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アロマオイルのブレンドの基本!知っておきたい「メリットとコツ」

2018.09.13

 

皆さんは、アロマオイルや精油などの「香り」をブレンドしたことはありますか?

「1つの香りだけじゃだめなの?ブレンドする良さとは?」
「ブレンドしてみたいけど難しそう・・・」
香りは種類が豊富な分、そんな風に思われる方も多いのではないでしょうか?

今回は、ブレンドするメリットとブレンドする時のコツをご紹介します!

 

ブレンドするメリット

 

①香りに深みが出る

ブレンドのとても面白いところは単純に合わせた香りにならないことです。算数の様に「1+1=2」にならないところです。
もちろん単体の香りでも楽しむことができますが、ブレンドしてみると驚くほどいい香りになることも☆
ブレンドすることで1つの香りだけでは楽しむことが出来ないような、奥深い香りを作ることが出来ます。
代表的なのは、香水。香水はいろいろな香りがブレンドされている為奥深い香りを出すことが出来ています。
また、ずっと同じ香りを嗅いでいるとその香りに慣れてしまうことや飽きてしまうこともありますよね。
そんな時は是非香りをブレンドしてみてください!まるで、違う空間になったような新鮮な気分を味わうことが出来ますよ。

 

②相乗効果

前回ご紹介したコラム『心身共に効果あり!症状別オススメの香り』(クリックすると記事に飛びます)では、香りによって様々な効果があることをご紹介いたしました。
実はブレンドをすることは、香りだけでなくその効果もブレンドすることで、それぞれの効能や働きを高める効果が見込めると言われています。
精油に含まれている成分の組み合わせがお互いの効果を促進して効果を高めてくれます。これはシナジー効果と言います。
ブレンドするだけでなんと効果まで高めてくれるとは驚きですよね。

 

③くせのある香りの精油が使いやすくなる

ちょっと苦手な香りも、他の香りとブレンドすることで香りが変わり、使いやすくなります。
効能は気になるけど、香りがちょっと苦手…という時や、買ってみたけれど実際に使い始めると香りが好きになれなかった…という時にオススメです。
~~などの香りは単体で香るとかなり強く特徴的です。しかしブレンドすることによりスパイスになり香りのアクセントとして上手く使えることが出来ますよ!

 

 

香りのブレンドのコツ

 

香りは基本的「混ぜてはいけない香り」や「組み合わせが悪い香り」はないとされています。
しかし、香りは本当に豊富に種類がありどんな香りをブレンドしたらいいのか迷ってしまいますよね。簡単なコツを抑えるとバランスが良い香りを作ることができますよ。

 

①同じグループの香りをブレンドする

先日コラムでもご紹介したように香りには大きく7つのグループに分かれています。
初心者の方は、同じグループの香りをブレンドしてみるのがオススメ。
同じグループの香りは相性が良くブレンドがとてもしやすいですよ。最初は2種類からブレンドしてみましょう。
例えば…柑橘系の「レモン+オレンジ」はスッキリとしたフルーティーな香り。元気づけてくれる香りになりますよ。

 

②香りの強弱でブレンドする

アロマオイルには、同じ量でもかなり強く香る種類もあればふんわりほのかに香るものまで、香りの強弱があります。
そのため、強い香り同士をブレンドすると香りが強くなりすぎてしまうことも。
人間の香りの感覚は、体調や気分、気持ちの状態でも感じ方は変わってきますが、強弱を考えてブレンドとバランスの取れた香りになりますよ。

・香りが強いもの
ジャスミン、ティーツリー、ペパーミント、レモン、セージ、イランイラン、タイム、ネロリ、シナモンなど

・香りが弱いもの
ラベンダー、ジュニパーベリー、サイプレス、サンダルウッド、フランキンセンス、ベルガモット、ローズウッドなど

 

③異なる揮発性ノートの香りをブレンドする

アロマオイルには、それぞれ揮発する早さや持続時間が異なります。
それらは「ノート」と呼ばれ、ベースノート、ミドルノート、トップノートと3段階で香りが時間と共に変化してきます。
これらの異なるノートの香りを混ぜると香りが長続きし、時間の経過とともに香りの変化を楽しむことが出来ますよ。

・トップノート・・・最も揮発速度が速く、最初に広がる香りです。10~30分程度で香りは消えてしまいますが、最初の印象を決める大切な香りです。
レモンなどの柑橘系の香り、ティーツリー、ローズマリー、ユーカリ、ペパーミントなどが挙げられます。

・ミドルノート・・・トップノートの香りが消える頃に広がってくる香りです。香りの持続時間は30分~2時間程度で、香り全体の中心的な役割を果たす大切な香りです。
イランイラン、ジャスミン、ネロリ、フランキンセンス、カモミール、ゼラニウム、ラベンダー などが挙げられます。

・ベースノート・・・揮発速度が最も遅く、2時間~半日ほど香りが持続します。ブレンドした香りの長持ちをさせる効果もあります。
サンダルウッド、パチュリ、ベチバー、シダーウッド、などが挙げられます。

 

このように、香りのバリエーションは無限大です。

香りをブレンドすることで、手軽に季節や場所その日の気分に合わせてより香りを楽しむことができ、
香りを楽しむ生活のシチュエーションも幅が広がりそうですね。

是非、その時の気分や体調に合わせて自分のお気に入りの香りを作ってみてはいかがでしょうか?

 


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